邦画ブラボー

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NHK「プラネットアース」を観た

2006年10月02日 | ★TV番組
自然の中に生きている動物を見るのが好きだ。
籠の中に入れられた鳥より、
大空を飛ぶ鳥を見るほうがはるかに好きだ。

「プラネットアース」第5集「高山 天空の闘い」を見た。
NHKとBBCが5年の歳月をかけて撮った
知られざる地球の映像集である。

アルプス、ヒマラヤ、巨大なバルトロ氷河など、
山々の映像も圧巻だった。

エチオピアの
高山に住むヒヒはなんと90度の斜面に巣を作っている。
800頭もの群れで行動するために、
言語も発達しているそうだ。

小さな猿たちが斜面を素早く動くのはまあいいとしても
ヒマラヤ、カラコルム山脈で
でっかい動物が崖を駆け下りる映像にはたまげた。

3年がかりで初めてカメラが捕らえたという伝説の動物
「ユキヒョウ」の姿はたいそう美しかった。

斜面80度くらいの切り立った崖を、
長い尻尾でバランスを取りながら
恐ろしいスピードで駆け下り狩りをする。

天敵がいない場所だとはいえ、
小動物でもないのに
なんでそこまで登ったの?とユキヒョウに聞きたいものだ。

そして、乱気流に押されながら
8000mのヒマラヤ山脈を遂に越えるツルの群れの
けなげな姿には涙が出そうになった。
何故ヒマラヤを越えるの?と私はまたツルに聞きたくなった。

不思議だ。この世界は不思議に満ちている。

動物たちも我々に
言いたいかもしれない。
なぜそんなごちゃごちゃしたところに棲んでいるの?と。

緒方拳がナレーター兼ナビゲーターとしてちょろっと登場する。
まだまだ地球には我々が知らない世界が存在するのだ。

これを見た後、首にヒモをつけられて
往来を歩いている犬が可愛そうに見えてくるのは筆者だけであろうか。

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