「とんかつ一代」というと
ど根性モノの一代記?って思ってしまうけど
全然。
しがらみとか義理人情とか、
お説教じみた格言とかまるで無しの
喜劇100%なのだ~~!
しかも、
森繁久弥、フランキー堺、淡島千景、木暮実千代、加東大介、
三木のり平、池内淳子、山茶花究、団令子、益田喜頓、
都家かつ江、水谷良重、横山道代、岡田真澄といった、
豪華俳優のアラモード!
それぞれの絡みはお宝物。
持ち味100%出し合ってます。
川島監督作品の喜劇はドライでちょうど今時分の空みたい。
スカッと晴れ渡っている。
赤塚不二夫のマンガのようにナンセンスでテンション高い!
さらに森繁の歌うテーマ曲「とんかつの唄」
♪とんかつの油がにじむ接吻をしようよ~♪
意味が全然無くて最高!
♪とんかつが喰えなくなったら死んでしまいたい♪
森繁節だと、”すぃんで(死んで)しまいたい~~♪”
おとといからこれと「銀座の雀」ばっかり歌ってます。
渋谷の「シネマヴェーラ」
川島雄三しぶ筋十八選 で見てきました
1963年
監督 川島雄三
脚色 柳沢類寿
原作 八住利雄
撮影 岡崎宏三
美術 小野友滋
音楽 松井八郎
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http://www.youtube.com/watch?v=p27_o1pGHpM
本日「あした来る人」を見ました。三橋・新珠コンビでも、「洲崎パラダイス赤信号」とは違った印象。スピッツ可愛い。ただ三橋さんは、後年の「国際秘密警察」の、ちょっとエロいほうが、わたしの好みです。昭和三十年代の文芸映画って、なんで香気あふれるんでしょうか。
以前くりさんが教えてくれたんでしたね、
「とんかつの唄」
もう愛唱歌となってます
「あした来る人」も好きな映画です。
ほんと香気あふれますよねえ~~うっとり。
役者、上手いし!
川島監督、私のも好きな監督です。「洲崎パラダイス赤信号」が大好きです。 今回の18作品は本当にしぶいですね。川島監督は今の時代に通じるような作品の作り方をしていますよね。 洒落ている、カッコイイと思います。 体にハンディキャップをかかえながらの監督業さぞや大変なことだったことでしよう。
花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ
でしたね。 それでは、 また。
読み直し 訂正します(笑)
衝撃を受けました。カッコイイですよねえ
川島作品は。
どこかモダンなんですよね。
センスがいいっていうか・・これは
誰も真似出来ないですよね。
名言ですね。素敵すぎで泣けます。
何時の時代でもそれ相応に良い役者さんというのはいますけれども、この時代は、本当に層が厚いと言うか、芸達者と言える人が満ち満ちていたような気がします。
「とんかつの歌」聞きに行ってこなくちゃ!
メジロ押しでしたね~~
監督さんも逸材ぞろいでしたよね。
このキャストが
入れ替わり立ち代り
見事な掛け合いでギャグを連発するのですから
こたえられません。
とっても幸せな気分になりました。
♪とんかつが♪食えなくなったら、
すぃんですまいたぃ~~~♪