邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

「ALWAYS 三丁目の夕日」

2005年12月07日 | ★人生色々な映画
CGで表現された昭和の街など見たくない
などと思っていた昭和生まれだけど、
スクリーンに繰り広げられる
見事な映像に
目を見張ってしまいました。

最先端の技術と
人間ドラマの融合ということで
これはまぎれもなく平成らしい映画なのだった。

人と人との暖かい触れ合いを描いた世界は
どこか「寺内貫太郎一家」「時間ですよ」を思い出させる。

しかしそれらのドラマもすでに
はるか彼方にあることに
今更ながら愕然とする。

現代人に人の幸福とは何かを問いかける。
「ノスタルジー」なのか「理想郷」なのか。

いつか平成の今を再現しようとする映画が作られるのだろうか。
それはいったいどんなものになるのだろう。

いち早く昭和を演出した
「新横浜ラーメン博物館」のパラレルワールドも思い出した。
そこではラーメンと共に
人情味あふれる人たち(ただし俳優さん)が迎えてくれる。

永遠に夕暮れの町。
仮想の昭和の町で。

■人気ブログランキングへ
よろしかったらお願いいたします