60年代の家の作りやインテリア、車などをついつい熱心に見てしまいました。
人は「青春」という言葉に惹かれる。
なぜならそれはすでに失ってしまったものだから・・・・
吉永小百合と高橋英樹の日活青春映画。
石坂洋次郎の原作です。1964年作品。
山本夏彦ではないけど、日本から失われてしまったものがその中に
あった。(以下そういうものを太字にします)
地面があった。
どこもかしこもコンクリートで固められている現代と違い、
まだあちこちに土が残っている。
最近公園でも行かない限り土の上を歩くってこと、
なくなりましたね。
下宿(ってまだある?)している高橋英樹が吉永小百合と
こたつで向き合う場面。
テレビにはゴブラン織りのカバーが掛けられている。
高橋「あ~あ、静かだなあ。」「あ~あ」
吉永小百合は靴下の繕い!靴下の繕い!をしている。
カバーがかけられた姫鏡台。
底抜けに無邪気なふたりの笑顔。
「あはは、あはは」「うふふふふ」「あはははは」
屈託が無さ過ぎて不安になります。
映画全体から未来の明るい日本!、青春の匂いが
ビンビン放射されていた。
曇っている日は日活映画を見るに限る。
テンションがクーっと上がってきますからね。
この頃の石坂洋次郎ものをまとめて見たくなった。
「あいつと私」、「陽のあたる坂道」、「光る海」「若い人」「青い山脈」など。
いい思いつきかも!
■ブログランキング参戦中よろしゅうお頼み申しあげまする!!
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なぜならそれはすでに失ってしまったものだから・・・・
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山本夏彦ではないけど、日本から失われてしまったものがその中に
あった。(以下そういうものを太字にします)
地面があった。
どこもかしこもコンクリートで固められている現代と違い、
まだあちこちに土が残っている。
最近公園でも行かない限り土の上を歩くってこと、
なくなりましたね。
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こたつで向き合う場面。
テレビにはゴブラン織りのカバーが掛けられている。
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吉永小百合は靴下の繕い!靴下の繕い!をしている。
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底抜けに無邪気なふたりの笑顔。
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屈託が無さ過ぎて不安になります。
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