スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

夏休みの宿題を1日でやったことあるけど質問ある?

2014年09月06日 | バカネタ
以前に「夏休みの宿題を1日で終わらせる方法」という記事を書いたのだが、夏休みの宿題の勝手が分かってくる小学校高学年~中学校時代に何年かに分けて、
「7月中に(宿題が出されてから可能な限り早く)終わらせる」
「スケジュールを決めて毎日一定のペースでやる」
「8月後半から本気出す」
「8月31日の1日で全部やる」
という各パターンを実際にやってみたことのある者から言わせてもらうと、「夏休みの宿題を1日で終わらせる」ことは決して不可能ではない。
だが、決して万人に勧められるようなものではないので、安易に真似はしないほうがいい。


■課題ごとの個別のケースについて
●予定表とか日記とか

上記の記事で書いたとおり。天候などが事実と合っていなくても問題にはならない。ていうか教師の側もいちいちチェックしていないと思われる。

●算数とか国語の問題集・ドリル等
1人で1日でやるのは不可能ではなかったが、算数では途中計算式が必要なので、書き込む時間よりも解答を考えるのに時間がかかるというレベルであるなら勧めない。
これは基本的には「友達と答えを写し合う」ことを前提に考えるべき。
一般的には後半の問題になるほど高難易度になるので、後半の問題の答えと途中計算式を持っていれば、「互いにやった所の答えを写し合う」交渉において有利になる。
「一方的に答えを写させてもらう」なら、十分な報酬が必要になる。いずれにせよ普段の友好関係がモノを言う。

●読書感想文
手書き指定なら最も時間がかかる課題。あらかじめ本を読んでいなければ1日ではまず不可能……と思いきや、「あらすじ」「まえがき」「目次」「最後の数ページ」にだけ目を通しておくだけでも、感想文らしきものをでっち上げるのは不可能ではない。しかも現代では大まかなストーリー程度ならネットで把握できる。
「あらすじを書くと評価が下がる」と言うが、それは程度による。ならば「評価」の高い読書感想文ってどんなんだ?と実際に見たところ、たいていは「感想」とは名ばかりで、本の内容に事寄せて自分の経験や考え方ばかり書いているものが多い。そう、この社会では他人の話なんか聞かずに自分の言いたいことだけを一方的にしゃべり倒しているような人間のほうが偉くなれることが多いのだ。

●自由研究
数人のグループでやるなら、何もしない、または楽なポジションに占位するのが最も早いのは書いたとおり。
一人でやるにも、現代はネットにネタやタネ本がいっぱいある。
大丈夫だ。去年誰が何やったかなんて、誰も覚えてない。

●図画・工作
これも読書感想文と同じく、全く何の下準備も無しに一日でやるのは厳しい。事前に依頼しておくか、昨年のものを提出する、先輩等の作品を修整して再利用する等が考えられる。
余裕のある年に翌年の分も描いて/作ってしまうという手もあるが、翌年の課題とマッチしないと意味が無い。
俺が半日でやった時は親がDIY得意だったので電ノコ投入して釘打つだけで終わった。

●作曲
何も考えずに音符をダーっと並べていった(書き込み所要時間20分以下)が、何も言われなかった。
1小節内の音符の量と、曲の最後の音階を間違えなければそんなに突っ込まれないんじゃないだろうか。


上記のように、実際に「夏休みの宿題を1日でやる」には、たとえ実際の作業は1日あれば可能であっても、その下準備や根回し・交渉にはそれなりに時間がかかるため、何に準備も無しに本当に1日でやるのはかなり難しい。


■で、夏休みの宿題の「評価」って重要なのか?
先の記事に対する反応として、宿題に対する学校(教師)からの評価を気にしている人が結構多かったのだが、義務教育とか高校レベルでの夏休みの宿題の評価なんて、後の人生に影響あるか?推薦・AO狙いなのだろうか。
現代の就活では学歴と同じくらいに「入学方法」も問われる。「推薦組差別」は厳然としてあるし、この先一生「OBKTさんと同じAO」とかって言われるんだぞ。それでもいいのか。
まあ、小中学校レベルなら宿題の評価なんか後々に全く影響ないとか、推薦入試とかエスカレーター以外で高校の成績なんて意味あるのかとか、そういうことを言うと学校秩序が崩壊して親と教師が困るそうなのであまり言わないほうがいいのだろうけど、当事者にとっては一大事なのかもしれない。


■最も社畜向きの人の「夏休みの宿題への取り組み方」とは
よく、「夏休みの最後になってから慌てて宿題に取り掛かる人は出世しない」とか言われるけど、自分の周りを見回してみてもそれは本当だなとは思う。

現代の新人被雇用者にまず要求されるのは、突飛な発想をすることでもジョブズみたいになることでもなく、「毎日一定のペースでスケジュールを守って仕事をこなせること」である。面接では大喜利フェルミ推定とかさせるくせに不思議ではあるが。

仕事が遅くて納期やスケジュールを守れない者が社畜に向いていないことはすぐに理解できるだろうが、かと言って「仕事が早過ぎる者」もまたサラリーマンには向いていない。

なぜなら、あまりにも仕事を早くこなし過ぎると、さらに過重な量の仕事を割り振られて潰されるから。
それでも潰れなかった極少数の者だけが「途中で止めなければ無理じゃ無くなります」と経営者に認められて出世できるのだ。

あるいは仕事が早く終わって手が空いて動きが止まった一瞬を目ざとく上役から見つけられて「あいつヒマそうだな」と見なされて評価が下がる。

だから、たとえ本当はヒマであっても、常に忙しそうに一定のペースで手を動かし続け、毎日一定時間残業して職場に居残り続けることが苦にならない、という者だけがサラリーマンに向いていると言える。

そりゃ生産性も上がらず衰退もするというものだ。



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