スポイチ編集長日誌

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川相選手犠打世界新記録おめでとう

2003年08月21日 | 大学・改革
日本プロ野球界は斜陽の時期だが、また一つとんでもない記録が生まれたようだ。
89年のシーズン、途中まで打率四割をキープし絶好調だったクロマティの前を打つ1、2番を、藤田監督はあえて固定せず、若手にチャンスを与えた。試合の度に”日替わりヒーロー”たちが生まれ、その中に川相の名もあったのだ。彼は体格に恵まれているほうでもなく、俊足の選手でもなかった。
だが”日替わりヒーロー”たちがその後次々と引退していったなかで、彼は堅実な守備と意外性のある打撃でレギュラーに定着し、チームになくてはならない存在として活躍し続けた。
(ちなみに、我が大洋ホエールズの89年シーズンは惨憺たるものであった…。今年と同じくらいに)
バントなど成功して当然、走者を送れて当然と評する人もあるが、その当然のことを当然のように成功させることが難しいということは実際に試合を見ていればわかるはずである。川相選手の犠打世界記録も、いかに彼が長い間チームに貢献してきたかを示すものであると言えるだろう。
あのときの4番打者が今は監督になり、エースは投手コーチである。時の流れはというのは早いものである。

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