スポイチ編集長日誌

最近はGTAオンラインの攻略ばっかりです。
日付そのままで修正・追記したりします。

「病院映せよ、オイ!」

2003年06月17日 | 大学・改革
なぜわざわざ市大”改革”と呼ぶのか。それは本当の意味での改革ではない、という事を指摘するという意味もあるし、もしかしたら今から何年か、何十年かたってのち、「改革」という言葉が、かつての”革新”がそうであったように、恥ずかしくて誰も使わなくなっているのではないかという気がするからだ。それくらい、とにかく今の時代には”改革”を商売道具にする輩が多すぎる。とにかく”改革派”を自称する者を安易に持ち上げるマスコミ等の風潮のせいもあるだろう。

さて、大学”改革”特集である。
もし、あのボロ校舎を映せば、こんな大学がなんで”赤字”になるのか、大学というのはよほどムダが多いんだということを示す、ということもできるかもしれない。だがもしかすると、この大学を設置した自治体の事務屋どもは救いがたいバカか、あるいは本来大学にまわったはずの資金を裏に流したに違いないという見方もされかねないので、一種のギャンブルになる。
しかし、ボロ校舎風景はカットされ、市大の中では”比較的きれいな”カメリアホールだけが映ったそうだ。もちろん、医学部の画は無し。なんだ、教科書通りである。つまんねえな。
「医学部だよ!医学部キャンパスの映像を、今すぐ映してくれればいい。間に合う!」
アレさえ映せば、”赤字”と言われてもみんな納得、である。絵に描いたような土建屋行政のツケとして。
それとまったく同じ事が、あのみなとみらいにも言えるのだが、それを”改革”するのに”改革派”は何を言っているか。どうやら”改革”とは爺達がこしらえたツケを若い世代が払わされるということのようだ。

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