スポイチ編集長日誌

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デキる社会人はなぜうんこを漏らすのか?

2014年10月08日 | バカネタ
インターネット上の匿名投稿では、通勤途上や職場でウンコを漏らしました!という体験記を目にする機会がやたらと多い。
それも、なぜか普段からデキるビジネスマンやデキる経営者、デキるギークが集うと思われる空間ほどその傾向は顕著である。

たとえば、デキる社会人が多く集うと思われるはてなのAnonymousDiary(通称:増田)では、「ウンコを漏らしました」という話がやたらと多く投稿される。「ウンモラ」はもはや一つのジャンルを形成しているのだ。

そこでここでは、「デキるビジネスマンはなぜウンコを漏らすのか?」と題して、仕事ができる人ほど外出先でウンコを漏らす謎に迫ってみた。


■無駄を省くのが経営の基本
現代の経営の基本は、つまるところ「極限まで無駄を省く」ということに行き着く。
たとえばサビ残は(特に若手の)労働者にとっては人生の無駄使いでしかないが、経営側にとってはそれが効率のいい「働かせ方」である。
なぜなら労働者を家庭や地域社会から遠ざけて、仕事以外の余計なことを考える時間を奪い、社外のことを考えたり転職活動に費やす時間を奪うことで効率的に労働者を洗脳・支配するためには、サビ残(長時間労働)の強制というのは手っ取り早く効率的な方法であるからだ。
また、中高年の「あきらめた」労働者にとっても、とりあえず長時間会社にいさえすれば「仕事をした」と認められるため、サビ残は労使双方にとって都合がよく、その結果としてサビ残はなくならないのだ。


■仕事がデキる≒己を知り、無駄を省く
そもそもデキる人物というものは、自分のこれまでの経験から、便意をもよおしてから限界までのリミットを己で把握している。そのため、最低限の回数しかトイレに行かず、またトイレ滞在時間も短い。
「アイドルはウンコしない」という格言があるが、仕事のできる男もまたトイレには滅多に行かないのだ。

一方、仕事ができない人は勤務時間中に何度もトイレに行く上に、しかもなかなかトイレから出て来ない。
現代のビジネスシーンにおいては、何度もトイレに行く奴、ウンコタイムの長い奴は、それだけで「仕事ができない奴」の烙印を押されてしまうのだ。

また、「仕事ができない男の鞄は大きい」というのがある。
仕事ができない人は、整理整頓が苦手だったり、普段必要のない無駄なものを鞄に詰め込んで持ち歩いているので、その結果として鞄も大きい物を使っている、というわけである。
これが、「デキない男は鞄が大きい」と言われる理由である。

一方で、「想定外のことは起きない」という前提に立つのなら、無駄なことはしないというのが、できるビジネスマンにとっての最適解となる。すなわち、想定外の突然の腹痛・便意に備えないということが、効率的な選択となる。
現実に起こるかどうかも分からない、突然の下痢やウン漏らに備えて胃腸薬やましてや予備のパンツを持ち歩いたりするなど、効率を重視するビジネスマンにとっては無駄以外の何物でもないのだ。


■ムダを省くという思考がウンコを漏らす
いざという時の備えなど、経営的な視点に立てば、実際に必要になった時に初めて用意するか、他人に用意させれば足りるのであって、普段は極力持ち歩かない、無駄な備えはしないというのは、ある意味合理的で無駄のない発想ではある。
そして、そういう考え方は現代的な「通常時の経営」の心構えと相性がいい。しかしその反面、「想定外の非常時」においては極めて脆弱となる。

普段とは違う、今までに経験したことのない腹痛や便意に襲われても、「まだ大丈夫……」とギリギリまでトイレに向かわなかったり、胃腸薬や予備パンツの携帯を無駄なことだと怠り、はては限界ギリギリまで非常用括約筋の使用をケチったために、大惨事を招く。
これは、想定しうる災害に対し、どうせ起こらないから対策など無駄なことだとして事実上ノーガード状態だった原発が、未曾有の天災をきっかけに大事故を起こしたのと似たようなものである。

日頃「デキる」と評判のある人物ほど、無駄だからと「いざという時の備え」をしないために、実際にいくつかの「想定外」が立て続けに起こった結果としての「いざという」事態が起きた時に、メルトスルー・メルトアウトすなわち「通勤途中や職場で盛大にウンコを漏らす」という大惨事を招きやすい。
これが、「デキる社会人ほどウンコを漏らす」理由である。


■デキるビジネスマンはウンコを漏らしても大事ない
そして、現代のビジネスシーンにおける、「デキる人」となるための条件の一つが「即応力」「リカバリー力」である。
デキる人物は、「職場や外出先でウンコを漏らしてしまう」という原子炉メルトスルー並みの大惨事に際しても、「トイレ個室で応急処置」「ウンコパンツは潔く処分」「コンビニで代替パンツ購入」「お漏らし職場バレを恐れない胆力」などの対応能力が優れている。
そのため、実際にウンコを漏らしても、「職場中にお漏らしがバレて出社拒否のち退職」などの最悪の結末までには至らずに、それどころか、ことの顛末と反省点を文章にまとめてネットにアップするという、自分を客観視できる能力と胆力を持っているからこそ、彼らは「デキる社会人」なのである。

できるビジネスマンを目指す方は、ぜひ通勤中や職場でウンコを漏らして、その模様を匿名でアップしていただきたい。

でも個人的にはウンモラネタはお腹いっぱいです。



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できるビジネスマンはなぜうんこを漏らすのか
増田
エア新書


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