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芸術の世界はもっと (なごやん)
2004-06-21 06:55:33
表向きは『勝ち負け』の無い、音楽を含めたエンタテイメントの世界での商業主義は、スポーツよりはるかに虚実のギャップが激しいですよね。



もちろん全部ではないですが、「こうしたらこういう風に人を感動させられる」という露骨なマーケティングの仕掛けだらけのエンタテイメントが氾濫しています。ステージで『感極まって倒れる練習』を毎回している歌手もいます。本当はストリートライブなんかする必要もやりたくも無いのに、話題づくりのためにだけやっているアーティストだっています。



ただただ清貧に甘んずること(スポーツで言えば過激なアマチュアリズム)が正しく美しいとは思いませんし、いいエンタテイメントと悪いエンタテイメントを判別する眼を養って実行すればいいだけのことです。ただ、あの世界には金儲けに対して非常にえげつなく、倫理観を持たない人々や構造がとても多く存在することは事実です。



これに比べたらスポーツの世界の商業主義はまだまだ曖昧なものなんじゃないかと思えてしまいます。「こういう風にショットを打てばお客さんはもっと感動する」みたいなことばかり考えながらプレーするプロスポーツ選手は圧倒的に少ないでしょう(WWEなどは開けっぴろげに完全にエンタテイメントに徹しているのである意味嘘は無いですが)。



逆に言うと、本質をきちんとわきまえて守るべきポイントさえ外さなければ、スポーツと商業主義の共存共栄は、まだハードルが低いように思います。
 
 
 
なるほど (spo-taka)
2004-06-22 03:19:43
 なるほど

 音楽は芸能としての伝統にあふれた世界ですもんね。売れるための策も豊富にもっているのですね。



 たしかに良い(と感じる)エンタテイメントには、お金を出すのは平気ですし、宣伝されていても納得できることは多いですね。

 宣伝に対して、どんな際にカチンとくるのか、自分で自分のこともわからなくなってきます。



 その点、勝ちを求める競技者は観客アピールの優先順位は低くなりますよね。でも、客は喜ばせなくてはならない…。プレーの質と商業主義がどのように結びつくと良いのかも答えがない。



 でも、なごやんさんのおかげで、少し整理されたような気もします。ありがとうございました。

 
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