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北極海の海氷面積、7月は観測史上最小

2011-08-25 | 北極圏ニュース
 JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、北極海の平均海氷面積は先月、およそ750万平方キロメートルと、7月としては観測史上最も小さい面積だったということだ。

 海氷面積は年々減少傾向にあるということだが、ホッキョクグマや周辺海域の魚など生態系への影響も懸念されている。こうした気候の変動をより詳しく把握するため、JAXAは新たな観測衛星を今年度中に打ち上げる予定で、近年、全国で急増しているゲリラ豪雨のメカニズムの解明などにも役立てたいとしている。

 そんな中、8月20日、今までで北極海を通る船舶として最大のタンカー「Vladimir Tikhonov」が東南アジアに向けムルマンスク港を出航した。2隻の原子力砕氷船が同伴するらしい。

 北極海航路は、ヨーロッパと東アジアを結ぶ最短ルートとなっており、経済的ポテンシャルには計り知れないものがある。スエズ運河を通過する航路と比べると、北極海を横断することによりヨーロッパから東アジアへの貨物の輸送は格段に早まることになる。輸送時間は4割削減される。また海賊事件が多発しているアデン湾とは違って、北極海ではいまだ海賊の活動は報告されていない。その安全性も、北極海ルートの魅力となっている。最大の障害となるのは氷の存在だが、現代の砕氷技術はその問題を解決するものとなっている。



Vladimir Tikhonov
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