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与謝野晶子の未発表短歌見つかる 2014年06月

2014年06月17日 | Website 

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※- 与謝野晶子の未発表短歌見つかる 2014年06月17日




6月17日、NHK website ー: 歌集「みだれ髪」などで知られる歌人、与謝野晶子の直筆の短歌が愛知県津島市の住宅から見つかり、このうち2首は未発表の作品であることが分かりました。

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短歌が見つかったのは老舗の料理店を営む津島市の山田美代さんの自宅で、タンスの中を整理していた時に短歌が書かれた短冊が5枚出てきたということです。

与謝野晶子の研究で知られる日本文芸学会の入江春行常任理事が鑑定を行い、5首の短歌は晶子本人の直筆で、このうち2首は未発表の作品だと確認されました。

津島市立図書館によりますと、与謝野晶子は昭和10年の10月に当時の津島高等女学校、現在の津島高校を訪れて女性の教養の大切さについて講演を行ったという記録があり、当時洋食を提供していた山田さんの先々代が営む旅館に晶子が立ち寄ったとみられています。

山田さんは「以前、晶子さんが旅館に来たという話を聞いたことがあったので、出てきた短冊の『晶子』の字を見た時にひょっとしたらと思い調べました。うれしくてドキドキしています」と話しています。

≪ 自然の情景と心情を詠む ≫

未発表の2首の短歌は、「くれなゐの牡丹咲く日は大空も地に従へるこゝちこそすれ」、「春の夜の波も月ある大空もともに銀絲(ぎんし)の織れるところは」と書かれいずれも自然の情景と心情が詠まれています。

日本文芸学会の入江春行常任理事は、「晶子は気さくな人柄で世話になった旅館などにも短歌を残しており、今回も料理のお礼として短冊を書いたのではないか。愛知県で未発表の短歌が見つかったことは初めてで、資料的に価値があると思う」と話しています。

また、津島市立図書館の園田俊介副館長は「短歌を残すことで女性の文学への関心を高めてもらおうという意図も考えられる。与謝野晶子の研究にも役立ってほしい」と話していました

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