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※- 景気後退なのに、景気の良い話しのような?
11月24日、米国のNY株式市場で、シティ・グループ株が58%急騰して取引が始まっている。
金融安定化法に基づく公的資金から新たに、200億ドル( 約 2兆円 )をシティ・グループに注入するらしい。
シティ・グループには既に、10月下旬に於いて、250億ドルの公的資金が注入されている。
しかしながら、シティ・グループの株価下落に歯止めがかからず、21日のシティの株価は3ドル台まで落ち込んだ。
GM(ゼネラル・モータース)の株価と同様の動きとなっている。
ある専門家はGM株は限りなく、0(ゼロ)ドルと言っても過言ではないとも述べている。
ビック・スリーと言われるアメリカの自動車メーカーの今後は果たしてどうなるのか? 此また、難しい問題と言える。
話しを戻して ・・・ 、米国政府がシティ・グループが抱える住宅ローンなど、3060億ドルの不良資産について損失が発生した場合の大半を負担するといった情報により株価が値上がりしている。
また、オバマ次期米大統領と民主党が、追加的な景気対策の規模を最大で約7000億ドル( 約 70兆円 )とする方向で検討に入ったと報じている。
イギリス政府は景気対策として、付加価値税(消費税)の基本税率を一時的に17.5%から15.0%に引き下げる事を決定したと報道している。
この様なニュースが海外から流れて来ると、本当に経済危機なのか分からなくなる。
景気が悪いのか・・・? 良いのか・・・? なんか景気の良い話に聞えて来るからだ!!
麻生内閣は第二次補正予算案を今国会に提出するのでしょうか。
11月 9日、中国政府も既に大がかりな内需拡大で経済成長維持を発表、2010年末までの総投資額が4兆元( 約 57兆円 )にのぼる大規模な景気刺激策を発表している。
景気対策の話題は海外からだけのようですね!
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2008年11月25日 ”風の道草”
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