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「腸内フローラ」腸炎抑える仕組み解明 2015年07月

2015年07月09日 | Website 

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※- 「腸内フローラ」腸炎抑える仕組み解明 2015年07月09日

7月09日、NHK website ー: ヒトの腸の中では、数多くの細菌が、「腸内フローラと呼ばれる生態系を作っていますが、この細菌の一種が、腸の炎症反応を抑える仕組みを慶応大学の研究グループが突き止めました。

国内に16万人の患者がいる潰瘍性大腸炎クローン病などの新たな治療法の開発につながると期待されます。

この研究を行ったのは、慶応大学の吉村昭彦・教授らの研究グループです。

研究グループでは、ヒトの腸の中に生息する細菌、「クロストリジウム属細菌」に注目し、マウスで実験を行いました。

その結果、この細菌が、腸の特定の細胞を刺激することで「Tレグ」と呼ばれる免疫反応を制御する細胞が増え、炎症反応が抑えられることが分かったということです。

腸内には、100兆個以上の細菌が生息し、「腸内フローラ」と呼ばれる生態系を形成して互いに免疫のバランスを調整しているとみられていますが、研究グループでは、具体的な仕組みが分かったことで患者数が16万人を超えた潰瘍性大腸炎やクローン病などの新たな治療法の開発につながるとしています。

研究を行った吉村教授は、「免疫を抑える細胞を増やす薬を開発できれば、潰瘍性大腸炎や食物アレルギーといった免疫が過剰に働く病気に有効なのではないか」と話しています

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