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Blog・( 朝鮮半島南北友好対話への疑問 )
またまた、北朝鮮から韓国政府に対して延期の要請が届いた。何にが延期されたかと言いますと、金大中( キム・デジュン )前大統領の北朝鮮訪問が今月末に予定されていたが、どうやら無理のようである。
韓国側の丁世鉉( チョン・セヒョン )元統一相は 21日、ソウルで記者会見を行い、北朝鮮によるテポドン2号発射準備の動きを理由に、今回の訪朝を見送ったことを明らかにした。 とありますが実際は北朝鮮側から延期を告げられたと言うことでしょう。
南北朝鮮民族統一に関しては当事者の問題ですから、外からトヤカク言われたく無いでしょうが、隣国である日本としても関心を払わざる得ない問題であります。
しかし、実際に南北が統一する場合、社会制度の違いなど、問題点が多くあるにも関わらず、どの様なビジョンで統一しようとしているのか、その点が全く公表されていない。単なる金大中・元大統領から、ノムヒョン政権に受け継がれた南北統一スローガンの言葉でしかなく、その言葉と日本を批判する事が大統領の政権維持には欠かせない。
要するに政権維持の道具として利用されているだけである。 何故なら、そこには何ら統一に関しての具体案が示されていないからである。
北の将軍様が韓国が言う、南北統一に対して本当に関心を示しているとは到底思えない。何故なら北朝鮮の問題と言うより、北の将軍様一族と、北朝鮮軍部の問題だからである。
今回の訪朝見送りについて、金大中・前大統領は「 すべて任せる 」と担当者に話しているといいますが、南北朝鮮を結ぶ鉄道路線と同様にまだまだ、道のりは遠い気がする。 もっと時間を要する問題と思いますが ・ ・ ・ 。
気が短いといわれる朝鮮人ですが、どうやらそうとも言えないようですね、良い事なんでしょう、多分!! しかし、分かりません、現在、アメリカの政策によって北朝鮮の国外資産と金融関係が止められているから。
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2006年 6月22日 ”風の道草” -景趣-
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