スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

競馬キャリア&第二部公理四

2006-05-18 21:10:01 | 中央競馬
 10日に僕は高校時代には競馬に興味があったとコメントしましたが,その補足。
 いつから競馬を始めたのかと尋ねられれば,僕はダイナガリバーがダービーを勝った頃からと答えるようにしています。僕はその直前のダイナコスモスの皐月賞,クシロキングの天皇賞,メジロラモーヌのオークスは,知識としては知っていますし,後に映像も見ましたが,ライブで見た(テレビで,という意味です)記憶はありません。でも,ダイナガリバーのダービーで,2着のグランパズドリームがインから追い込んできたのはよく覚えていて,確かに自宅のテレビで生放送を見ていたのです。だから,この頃から競馬を始めたというのは,かなり正確な答えと思います。高校1年のときですね。
 父は競馬が好きで,毎週のように馬券を買っていたので,その影響が大きかったでしょう。あと,当時,明石家さんまさんのラジオをよく聴いていましたが,そこでよく競馬の話題が出ていましたので,あるいはそれが直接的なきっかけであったかもしれません。

 まず第二部公理四を理解しないといけません。
 「我々はある物体[身体](corpus quoddam)が多様の仕方で刺激されるのを感ずる」。
 なぜこれが公理Axiomaとして成立するのかということについて,疑問を呈することができることを僕は認めますが,それはここでのテーマと無関係ですし,また,いわれている内容は正しいので,それについては扱いません。
 ただ,この公理の意味を理解する上で注意しなければならないのは,ここでいわれているのは,僕たちの身体corpusが多様の仕方で刺激されるafficiという意味ではなく,僕たちの精神mensは,自分の身体が多様な仕方で刺激されることについて,ある何らかの観念ideaを有するという意味であるということです。このように,人間に関していわれていることから,すべてのものが精神を有するということが導かれていくのです。

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