スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

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将棋大賞&最終結論

2015-04-03 19:28:46 | 将棋トピック
 1日に第42回将棋大賞が発表されました。
 最優秀棋士賞は羽生善治名人。名人奪取,棋聖防衛,王位防衛,王座防衛,棋王挑戦朝日杯将棋オープン優勝。2014年度の実績は断然で,当然の選出でしょう。現行制度になった第33回以降では,33回,35回,36回,37回,38回,39回に続き3年ぶり7度目,それ以前も含めると20度目の最優秀棋士賞獲得です。
                         
 優秀棋士賞には糸谷哲郎竜王。竜王挑戦,奪取。棋界最高峰のタイトルを獲得したのですから,これも順当といえるでしょう。優秀棋士賞は初受賞。
 敢闘賞は郷田真隆王将。王将挑戦,奪取。新たにタイトルを獲得したのが羽生名人と糸谷竜王のほかには郷田王将だけということを考えれば,これも妥当でしょうか。現行制度下では第39回以来3年ぶり2度目,通算では5度目の敢闘賞。
 新人賞は千田翔太五段。王位リーグ紅組優勝,順位戦昇級,昇段。棋戦優勝はなかったのですが,受賞しておかしくない戦績であるとはいえると思います。
 記録部門は最多対局賞が豊島将之七段。最多勝利賞と勝率1位賞が菅井竜也六段,連勝賞が横山泰明六段でいずれも初受賞となっています。
 最優秀女流棋士賞は甲斐智美女流二冠。女流王位防衛,倉敷藤花防衛。一般棋戦でも2勝しています。女流棋士の中から選出されるということであれば,当然でしょう。初受賞。
 女流棋士賞は香川愛生女流王将。女流王将防衛。一般棋戦では3勝。こちらも女流棋士の枠内での選出なら当然。ただいずれ問題化するのではないかと懸念されます。初受賞。
 女流最多対局賞は清水市代女流六段で第38回,39回に続く3年ぶり3度目の受賞。
 升田幸三賞は数々の新機軸を編み出している菅井竜也六段。塚田スペシャルの塚田泰明九段が升田幸三賞特別賞を受賞。共に初受賞。
 名局賞は王座戦第五局。羽生善治王座はこの賞ができた第34回,35回,36回,40回,41回に続き3年連続6度目,豊島将之七段は初。名局賞特別賞に新人王戦の2回戦。343手という超長手数の将棋でした。

 喜びの半減という例は,ただ論理的に説明をするという目的だけのための仮定です。現実的にそうしたことが生じることはないでしょう。ただ,この論理的帰結として,現実的に存在する人間は,喜びをそして悲しみを感じるそのたびごとに,現実的本性を変化させているということを明瞭に示していることは間違いありません。喜びや悲しみの量的変化が起こるということは経験的事実であり,その量的変化が生じる原因は,喜びおよび悲しみを感じることによって,質的変化が生じているからだとしか説明できないからです。
 ある喜びを感じることが,次に喜びを感じるときの量的変化の原因となっています。これはつまり喜びを感じた時点で,現実的本性に質的変化が生じていることの証明です。これはどんな小さな喜びでも,すなわち他人からは表象され得ない喜びの場合にも成立します。つまり程度問題です。いい換えれば,現実的本性の変化が大きいか小さいかの問題に還元できます。そしてこれと同じことが,喜びだけでなく,悲しみの場合にも成立します。ですから「人が変わる」という慣用表現が実際に,つまり真理として意味している暗黙の前提というのは,現実的に存在する人間が,喜びを感じ悲しみを感じるごとに,その人間の精神の現実的本性が変化するということなのだといえるのです。いい換えれば,ある喜びを感じる以前の人間と,その喜びを感じた後の人間は,たとえ同一人物であると措定できるとしても,現実的存在としては様態的に区別することが可能な別の人間であるということなのです。これが喜びを感じまた悲しみを感じるたびごとに生じるのですから,最終的な結論として導き出せるのは,様態的区別が可能な無数の同一人物が存在するということになります。
 これで,人間のある行為の原因に関わるスピノザの説明を考察していく際に,放置しておいた事柄の探求は完了しました。そこでここからは,ライプニッツの世界観において,人間の行為がどのように説明され得るのかということを考えていくことにします。これを考えることによって,真偽不明というライプニッツの規定の具体的な意味も明らかにすることができます。
ジャンル:
文化
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