スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

マイルチャンピオンシップ&リスク

2009-11-24 18:41:31 | 中央競馬
 フランスから1頭,イギリスから1頭の遠征馬を交えた第26回マイルチャンピオンシップは,22日に争われました。
 先手を奪ったのはマイネルファルケ。徐々に差が開いていき,2番手には控えたキャプテントゥーレで,その後ろにイギリスのエヴァズリクエストとヒカルオオゾラ。前半の800mは47秒2。これは超スローペースの部類。
 直線に入るとキャプテントゥーレが徐々に外へ外へと出ながらマイネルファルケを追いますが,楽をしていたマイネルファルケも粘ります。その間に好位の内でレースを進めていたカンパニーが,エヴァズリクエストとヒカルオオゾラの間を割って伸び,あっさりとマイネルファルケを捕えて楽勝。マイネルファルケが2着に粘り,キャプテントゥーレの内から伸びたフランスのサプレザが,ゴール寸前でキャプテントゥーレを差して3着。
 優勝したカンパニーは前走の天皇賞に続き大レース連勝。相手関係はそのときより楽になっていましたし,距離短縮もマイナスになる馬ではなく,きわめて順当な勝利といえるでしょう。過去の傾向からは内枠の馬が苦戦する傾向にあり,その点は危惧しましたが,この馬自身はむしろ内枠で好成績を収めてきていましたから,かえってよかったくらいかもしれません。
 鞍上の横山典弘騎手,管理している音無秀孝調教師と,天皇賞に続く大レース制覇。横山騎手は1997年のタイキシャトル以来となるマイルチャンピオンシップ3勝目。音無調教師はこのレースは初制覇。

 基本的に糖尿病患者の血圧というのは,高い方,すなわち高血圧である方が,合併症を発症するリスクが高まります。これは,糖尿病であるかどうかということと関係なく,高血圧である人間が,身体に負担をかけやすいということからも当然のことといえるでしょう。糖尿病性網膜症とか糖尿病性腎症というのが,高血圧と重なることによって,発症する危険性が高まるというのはすでに説明した通りです。そのメカニズムがどうなっているのかは僕にははっきりとは分かりませんが,おそらく血糖値が高めのいわゆるどろどろの血液が,高い血圧によって送られることにより,それだけ血管の負担が増すということなのでしょう。そういう意味でいえば,血管が詰まる病気,すなわち脳梗塞とか心筋梗塞もまた,高血圧と糖尿病が併発する場合の方が,発症するリスクは高いということになります。逆にいえば,血圧が低い僕の場合は,こうした合併症に関しては,安心できるというわけではありませんが,極端に心配することはないということになると思います。
 しかし一方で,糖尿病性神経障害の方は,低血圧であると少しリスクが高まるといえそうです。というのは,僕の場合は右の足首の血圧が正常値の下限ぎりぎりだったわけですが,これが意味するのは,右の足首より先全体に血液を行き渡らせる力が,多くの人たちよりも劣っているということです。そして壊疽というのは,血液が行き渡らなくなり,そのために栄養素も運ばれなくなってしまうことによって生じるのです。したがって,血圧が低い僕の場合には,これを発症してしまうリスクというのは,たぶん高いのではないかと思います。
 いうまでもなく血圧というのは,高すぎるのはよくありませんが,低いというのもよいことではありません。足の壊疽というのは糖尿病の合併症ですが,だからといって糖尿病患者だけが侵されるというものではありません。一般的にこういうタイプは冷え性を生じやすく,僕もそうです。冷え性くらいならば大した問題ではないといえますが,よく留意する必要はあると思います。
コメント
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