スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

白と黒&ペガサス

2007-07-10 20:56:02 | NOAH
 前シリーズの異色対決を制した志賀選手と川畑選手。同じ日にRODを相手にGHCタッグを防衛した秋山選手と力皇選手に挑戦を志願しましたが,保留の形になっていました。
 NOAHの新シリーズは先月の30日に始まり,予定通りに力皇選手は海外遠征で欠場。1日の有明大会では秋山・金丸組と志賀・川畑組の試合が組まれ,手錠で秋山選手を場外フェンスに括りつけて志賀組の勝ち。この試合後の宣言で,3日の千葉大会で事前に組まれていた秋山・谷口組と志賀組の試合は,グローバルハードコアの選手権試合に変更されました。この選手権はいろいろなルールが適用されますが,今回は王者組が防衛すれば,GHCタッグへの挑戦を認めるというもの。結果,川畑選手のダイビングセントーンが谷口選手に炸裂,白(グローバルハードコア)の王者組が黒(GHCタッグ)への挑戦権を獲得。力皇選手は急遽の帰国が決定,15日の日本武道館大会でのタイトルマッチが実現することになりました。
 正直なところ,この試合が武道館で行われるだけの価値があるものかどうか疑問です。志賀選手にしろ川畑選手にしろ,武道館でこれだけのビッグマッチは初めてですので,雰囲気に萎縮することなく,僕の予想を裏切るだけ試合を見せてほしいです。なお,バイソン・スミス選手を相手に防衛に成功した三沢選手には,田上選手が挑戦者としての名乗りを上げ,同じ武道館大会でのタイトルマッチが決定済みです。

 王位戦第一局は羽生王位が先手を得て,相矢倉の森下システムの戦型になりました。封じ手局面は角が逃げる一手ですが,右に逃げるか左に逃げるかで,この後の展開もだいぶ違ってきそうです。

 明日は大井でジャパンダートダービー。ここはフリオーソ◎,トップサバトン○,アンパサンド▲の南関東三強とJRAのロングプライド△の争いになるでしょう。

 弥彦記念は決勝。並びは矢口-藤原-内海の上越,新田-斎藤の東日本に佐藤,山田-山口-坂上の中部。僕は藤原選手◎から。矢口選手○が相手で,山田選手▲と新田選手△。

 一見するとであると思えるようなものについても,その十全な観念が神のうちにあるということを示す場合,こりん星の例はあまりに特殊ですので,もうひとつ別の例で説明しておくことにします。
 天空を駆ける翼のある馬という説明があって,このように説明されるものについて,それをペガサスということにします。文字で表されるにせよ,口から発せられるにせよ,あるいは絵として描かれるにしろ,この説明というのが,説明されている対象を考えずにそれ自体で考えられるならば,実在的であるということは否定できないと思います。
 そこである人間がこの説明に刺激される場合,天空を駆けるとか,翼とか,馬といったものは個別に表象できると仮定すれば(これを仮定するのは不条理ではない筈です),それらの表象の組み合わせによって,まさに天空を駆ける馬を表象し,それをペガサスというということにより,その後でペガサスということばに刺激される限り,このときに表象した天空を駆ける馬を表象することになります。したがって,これをこの人間の精神のうちにあるペガサスの観念というなら,神のうちにある十全なペガサスの観念とは,まさに実在的であることを否定しようのない,このペガサスに関する説明の観念であるということになります。
 この説明からも分かるように,神のうちにペガサスの観念があるといえば,ペガサスが現実的に実在するものでない以上,あたかも非実在的なものの観念が神のうちにあるようですが,実際には,ある実在的なものの観念なのです。こりん星の観念の場合にも,これと同じことが生じているということになります。
コメント
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