Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

12月11日(日)のつぶやきその2

2011-12-12 01:26:59 | Weblog
23:56 from web
そもそも私達が日本語で発音する「エジプト」という語は、ギリシャ語の「アイギュプト」から来ている。その意味は「黒い土の国」とも「黒い人の国」とも言われている。
23:57 from web
イギリスでクリスマスを象徴する宿り木ミスルトー(mistletoe)は、北欧神話やドルイド信仰と一緒に持ち込まれた様だ。宿り木の下でキスをしたカップルは結婚する、という言い伝えは、クリスマスの本来の意味が太陽神の誕生日であり、冬至の終わりが未来の豊穣を意味したからではないか。
23:58 from web
このミスルトー(mistletoe、宿り木)という言葉の語源は英語ではないが、おそらく太陽神ミフルやミトラが、西方に伝播する際に変化したのではないか。ちなみにミスルトーが宿るもみの木は、アルメニアにおいて冬でも枯れない生命の象徴として、虐殺者のメモリアルとして植樹されていた。
23:59 from web
ノヴァーリスの『ザイスの弟子たち』はイシス神殿をモチーフとしたものだと言う。ニュートンの光学を批判し、モーツァルトの魔笛の続編を書こうとしたゲーテが、イスラム神秘主義には近づいたものの、最終的にエジプトには踏み込めなかったのは、想像以上の困難と、恐怖を感じたからではないか。
by curatorshinya on Twitter

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