Eur-Asia

西洋と東洋の融合をテーマとした美術展「ユーラシア(Eur-Asia)」の開催を夢見る、キュレーター渡辺真也によるブログ。

4月23日(土)のつぶやき

2011-04-24 01:15:12 | Weblog
00:09 from web
どんなに忙しくても、一日一回は、美しいものに触れてみたくなる。今日はこんな貴重な映像を発見したので、皆様にお届けします。(ゴードン・マッタ・クラークは、父よりも早く逝ったんだなぁ)
"Matta'85" by Chris Marker
http://bit.ly/h11qHz
00:11 from web
イースターのこのタイミングで、チリ人のマッタの言葉や作品に触れていると、自分の中での文化のバランスが、どこか根源的な所で揺り動かされそうな危うさを感じる。
00:13 from web
日本は地政学的に、ヘブライズム感覚よりも圧倒的にヘレニズムに近いアニミズム構造だ。そこから生まれて来る美学の解釈があって当たり前だと思うし、それが可能性だと思う。しかし、その為には、相手の言語や構造を根本から理解することが重要だ。
00:17 from web
私はクリス・マルケル監督の映画「Level 5」を見て、これ以上の映画を撮ることは不可能だと直感し、映画監督への儚い道を自ら閉ざして、キュレーターへの道を歩み始めた。この映像を見ていたら、11年前のあの日のことを、久しぶりに思い出した。http://bit.ly/g4vz1K
00:20 from web
17歳の時、16歳のランボーが書いた詩を読んで嫉妬したけれど、マルケルの作品を見ていると、嫉妬を超えて、なんだか悲しいほどに打たれてしまう。
Chris Marker - Pictures at an Exhibition (2008)
http://bit.ly/g4vz1K
00:23 from web
沖縄にて開催したアトミックサンシャイン展の際、特別企画でクリス・マルケルの「Level 5」を沖縄で上映するという夢を果たすことができた。その時に撮影した写真をマルケルに送ると、彼がそれを加工して作品にして送り返してくれた。そんな経験をしてしまうと、もう美術から逃げられなくなる。
00:28 from web
プルーストは、マドレーヌのメタファーを持ち出した時点で、勝利していたと思う。味覚と記憶、というbanalな経験の時空を超えた共有。私も、それ位、「勝利」を謳える様な展示を作り続けたい。
00:43 from web
ディズニー映画の「ファンタジア」に、モデスト・ムソルグスキーの音楽「禿げ山の一夜」を付けたのは、やはりオスカー・フィッシンガーだったりするのだろうか?それにしても凄い世界観だ。
http://bit.ly/gzke9q
00:59 from web
経営学において、経験的なものを優先して合理主義を選ぶのと、合理的なものを優位においた上で経験的なものを選ぶのと、どちらが最適なのかな?経済学が合理だとすると、経営学が経験的であるものの、経験が究極的に排除されて形骸化して学問化すると、合理的経営学という二律背反として残るのかな?
01:06 from web
この手に負えない感は凄い。これはキュレーター泣かせの企画だ。
Pavarotti and James Brown - This Is A Man´s World
http://bit.ly/RqGmb
01:19 from web
ジェームス・ブラウンは、やっぱ凄いわ。King of Entertainmentって感じが、ぷんぷんする。
James Brown - I Feel Good
http://bit.ly/swODS
09:42 from Tweet Button
大江健三郎、よく頑張ったと思う。そして、沖縄問題を報道し続ける毎日新聞にも、拍手を送りたい。
沖縄戦集団自決・損賠訴訟:「軍関与」認定判決が確定 「自決強制、認識される」 - 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/wOy2TVh
09:47 from web
2009年の夏に渡嘉敷島に行った際、人口1000人程度の地域コミュニティが、集団自決を巡って大江健三郎派と曽野綾子派に2分されているのを目の当たりにして、問題の深刻さを痛感した。集団自決跡地に行ったその日の夜、私は足を切断される夢を見て、そのあまりの痛さで目が覚めたのだった。
09:53 from web
毎日新聞は、沖縄返還協定に絡んだ、沖縄密約事件こと西山事件にて、77年には一度倒産まで追い込まれているが、その密約に関する報道内容は正しいものだった。その経験を通過した毎日新聞が組むべきは、宗教団体ではなく、Wikileaksに近いソーシャル・ネットワークの方が適切ではないか。
14:10 from web
日本国は復興税の議論をする前に、80兆円にのぼる米国債の売却を優先して考えるべきだと思う。中国は米国債を売っているのに、なぜ日本はそれができない?橋本龍太郎や中川昭一みたいに消されるのが怖いのだろうけど、今販売できなくては、日本国は米国債を永遠に買い続ける羽目になると思う。
14:15 from web
戦後日本は、戦犯を逃れる交換条件としてアメリカのエージェントとなってしまった岸信介ら自民党清和会の流れが強く、そこから安全保証を握られ、返却の目処が無いアメリカの国債を買わされ続けている。日本は自立性を完全に失ってしまった様に思えるが、今はそれを変えるチャンスだと思う。
by curatorshinya on Twitter