Spice of Life

世界のグルメマガジン!

世界中の素敵でユニークな美味しい
レストランをご紹介します♪

Abboccato in New York, NY USA

2012-11-28 | Weblog

マンハッタンのTheatre Districtと有名なカーネギーホール、エド・サリバン劇場、

シティ・センターのすぐそばという

ニューヨークでもベストロケーションの一つにあるイタリアンレストラン

Abboccato

 

 ニューヨークでも最高級、しかも南はシシリーから北のロンバルディまでイタリアの伝統的な家庭料理の本格的な味覚を提供するこのレストランはLivanos家が代々経営されています。

 初代のJohn Livanosさんはアメリカ移民のサクセスストーリーそのもの!

 1957年、ギリシャの漁師の息子だった彼は親戚がマンハッタンで経営していた小さなレストランの皿洗いとして働くことを決意。ギリシャから船で18ヵ月かけてニューヨークへ渡ります。

その後、修業を経て独立。クイーンズに最初のお店をオープンして以来、ロングアイランド、ブルックリンに次々とオープン。お店を増やすたびに高級感を漂わせていくという手法を展開し、今では息子さんたちを中心にLivanos Restaurant Groupとして7件のレストランをニューヨークに所有、総収入31億円を誇る老舗となりました。

 

チーズサラダ

仄かな照明と、とても落ち着いた大人の雰囲気が漂う店内は、バーのカウンターとディナー用テーブルに分かれており、洗練された接客マナーでもてなすウエイターたちが笑みを絶やすことなく速やかに、かつ確実に動き回っています。その様子からもこのレストランの質の高さが伝わってきます。

 

  

トマトサラダと Brabzinoのフィレ

人気のあるハーフムーンラビオリ

(中味はビーツとゴルゴンゾラチーズ、バターソース和え)


パスタはすべて手作り、メニューすべての素材はフレッシュそのもの。

そして良質の薫り高いイタリア製オリーブオイル。

お口の中がすっきりするほどすべてがライトなので、

どんなに食べても胃がもたれません♪

それも初代の漁師出身のJohnさんが

「料理は一から、食材は絶対新鮮であるべき!」

という姿勢を崩さず、今日まで徹底してきたからにほかならないのです。

(現在もロングアイランドの漁師から直接、魚類を購入されています)

2012年には代々のこれまでの功績からSilver Spoon Awardを授賞。

高級感が漂いつつも、ご家族連れでも和やかに楽しめるレストランです♪

 サイト:http://www.abboccato.com/#1

 


Turner Fisheries in Boston, MA USA

2012-11-07 | Weblog

 

アメリカ・マサーセッチュ州ボストン。

その都市の名を知らない人はいないほど世界で有数の洗練された街。

ボストンと言えばクラムチャウダー。

この大都市の数多くひしめくレストランの中でも一際目立つ

クラムチャウダーのレストランがあります。

フレンチカフェ風の高さ2メートル以上の窓ガラスから

Copley Squareを見渡すそのレストランの名は

Turner Fisheries

Boston MagazineではBoston’s “Best Clam Chowder”として選ばれ、

Boston's People's Choice Awardsでは"Best Seafood Restaurant"を受賞。

店内はイタリアンテラゾ(セメントに砕いた大理石を混ぜたモザイク仕上げ)のフロア、

ハリウッドスタイルのバンケット(長椅子)、

フロアから天井までマホガニーのパネルという凝った装飾。

その趣はボストンでナンバー1のシーフードレストランとしての地位を

長年維持してきた誇りと同時に穏やかで親近感溢れる雰囲気を醸し出しています。

しかもシェフのArmand Toutaintさんは、

小さなクラムチャウダーレストランを営む実家で料理を学んだという異色のシェフ。

一見するとクリーミーで濃厚なチャウダーは

意外と口当たりがとても軽く、あっさり風味。

具だくさんなのに非常にきめ細やかで、新鮮、

そして想像以上に上品な舌触り。

これこそ普通のクラムチャウダーに大差をつけたナンバー1を誇るシェフの技であり、

シェフご自身の個性でもあるのです。

その秘訣の一つはすべてのメニューにおいて新鮮な材料をつかうこと。

    

 

クラムチャウダーだけでなく、

シーフードはすべてフレッシュで、あっさり味に慣れている日本人には絶対お薦めです☆

ボストンにお越しの際は是非Turner Fisheriesへ!

サイト:http://www.turnersboston.com/