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地味~だけどあとからジワジワくる感じ?~「百日紅」~

2015-05-12 13:58:54 | 映画

映画と全然関係ないツッコミですが、眉毛濃すぎるやろ~~~!(;´∀`)

江戸時代を描いたアニメ映画ってあまりなかったろうから、
ある意味斬新なんだろうね。浮世絵が動くってのも面白いなって予告では思ったんだけど。



葛飾北斎の生涯を描いたとしてもかなり地味になるんだろうに
さらにその娘を主人公にするってのはびっくり。
ま~映画なんだからと思ってたら原作ありきなんですね、これも。

  
嫌いじゃないんですが、杏、松重豊、濱田岳の顔がはっきり浮かんでしまうんでそこんとこはなんとも。
うまい下手ではなくて、吹き替えてるひとが見えちゃうとちょっとね~・・・。

お栄は、父に相手してもらいたくて絵を始めたんですかね。
きっかけがなんであれ、蛙の子は蛙というか浮世絵師として才能を開花させていくわけですが、
Hもしたことないやつが春画書かされていて、結局色気がないねんとつっこまれると
じゃあちゃんと体験してくるわ~で「芸のこやし」と言わんばかりに
そゆとこ行っちゃうとこがもう男みたいな女性。
自分のことを「俺」っていうんだけども、不思議と違和感のない、
むしろサバサバしてて妙にかっこいい女性でございました。


体の弱い、盲目の妹がいて、お寺?に預けられてるのを
時折訪れては相手してやってる姿はとても優しい姉で、
竹を割ったような性格なのに、いざ自分の恋となるととんでもなく奥手でシャイなとこも魅力的。

絵には不思議な力があって、描くひともまたそれを封じ込める力があって。
まるで、「世にも奇妙な物語」の江戸バージョンをみているようなショートストーリーを挟むのですが
オープニングの龍の絵、地獄の絵にうなされる話、女郎部屋に不釣り合いな大仏の絵、などなど
絵にまつわるエピソードはそれなりに摩訶不思議で面白かったんですけどね~。

ショートストーリーをいっぱいつめこんで90分。ま~これ以上長くする必要もないかなという作品なのですが
江戸の雰囲気をアニメで描く部分は味わいのあるええもんだったのですが
見終わって「で?」が残っちゃった私としてはどうしてええもんやら頭かかえました。(´・_・`)

私自身、人間があまりに単純なんで、
妹の魂が会いに来るというシーンがあってはじめて、今までと全く違う絵が完成したっていう「変化」とか「成長」とか
そこまでのストーリーがあってお栄がどうなったのかってのをわかりやすく描いて欲しかった気がします。
一応、妹をモデルにした絵が登場しますが、「え、出来上がった絵のワンカットだけ?」っていう・・・。(^_^;)
エンドロールでも絵が登場しますが、これは北斎のものだったし。

父北斎がすごいひとだったというのは詰め込まれたエピソードでわかるとは思うのですが
そこにある父と娘の日々を淡々と描くので
(おそらくはその一つ一つを江戸の四季を含めて「感じる」作品だったと思うのですが)
どこか盛り上がりが欲しかったというのが正直なとこで、
詰め込んだショートストーリーを最後まとめる形ですごい作品が出来上がるとか
なにかこうはっきりわかる形のお栄の成功が見たかったように思います。

PS:ラストシーンのお栄が北斎の死後であるなら、ぶっちゃけもっとわかりやすく老けていたはずですがというのは
もう見たまんまの絵にもツッコミ。(;´∀`)
・・・いつまで生きた、時代はこんなだったというナレーションを入れてしまうと
急に歴史の教科書みたいになっちゃってね。現在の東京を入れる必要もないし、
映画の締めがイマイチだったのよね~・・・・。

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林檎姉さんのかっこよさもある意味お栄とつながるもんがあるのでしょうが
このアニメ映像に歌は合ってたのかな・・・・。切り離して聞く分にはイケてるロックでも
映画の締めとしてどうだったのかな~っていう疑問も残りました・・・。
内容が淡々としてるもんだっただけに。
「最果てが見たい」は石川さゆりさんに書いた曲のセルフカバーのようで、アマゾンで検索してもライブのブルーレイしか
出てこなかった。また後日サントラなり、CDなり出るだろうけどもとりあえず。


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6 コメント

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身も蓋もないこと書きますが・・・ (ジョニーA)
2015-05-13 09:15:59
>嫌いじゃないんですが、杏、松重豊、濱田岳の顔がはっきり浮かんでしまうんでそこんとこはなんとも~

そうなんスよねえー。アニメにせんとそのまま、松重豊の北斎と杏のお栄、
濱田岳の善次郎で、実写で撮ったらいいじゃないの~?とか思っちゃう。
林檎姉さんの主題歌も、たしか『さくらん』の時はバッチリ合ってたよう
な気がするしねえーー。個人的にはアニメならではの驚きが、ちょっと
期待より少なめだったなぁー、と思いましたです!
こんばんわ (にゃむばなな)
2015-05-14 22:49:01
この作品には幹となるストーリーがないんですよね。
それなのに役者陣の顔が声から思い浮かんでしまうのは本当に演技が上手いからなのか?声優には向かん俳優ばかりではなかったのか?と思ってしまうんですよね。

それぞれのパーツは決して悪くないが、混ぜ合わせるとなぜかうまいこといかない。
まさにそんな映画でした。
Unknown (Ageha)
2015-05-15 10:00:26
ジョニーAさん、どうも。

うん、林檎姉さんは「さくらん」のときは
極彩色の蜷川映像やら、土屋アンナのイメージに
ぴたっとハマったんですけどね~。
こっちはどうだったかな~って。
・・・石川さゆりバージョンは知らないんだけど
そっちのほうでしっとり歌ってもよかったような。(^_^;)お栄自体は江戸っ子のよさがロックに合ってたかもしれないですが。

アニメで江戸を描くことが斬新で挑戦だったのでしょうが、これだけの俳優さんを揃えるとむしろ
実写版で見たかったのが本音ですね~・・・。
・・・クレヨンしんちゃんで実写あったよな~って検索したら監督が山崎貴でした。(;´∀`)
原監督の原案をもとに再び「永遠の0」みたいなのが撮れたらね~・・と気持ちが飛躍しちゃったな。
Unknown (Ageha)
2015-05-15 10:06:40
にゃむばななさん、どうも。

>幹となるストーリーがない
・・・アハハ、ダラダラ書きましたけどそれに尽きます。(^_^;)

完全に好みの問題なのですが
いろんなエピソードが最終的に妹を描いたお栄オリジナルの絵にたどりつくまでの「七転八倒」であってほしかったんですね。
いっこいっこのエピソードは面白かったし
お栄のキャラクターも好きだし、
杏の顔が浮かんでしまうとはいえ、お栄というキャラに命を吹き込んだその喋り方は決して悪くなかったんですよ。
じゃあなにが不満かというと
やっぱ起承転結の盛り上がりと詰め込んだストーリーが1こに集約されていく過程がなかったってのが
唯一自分的に残念だったんですわ・・・。
Unknown (ふじき78)
2015-05-21 08:03:20
やっぱり、で、監督、あんたこの映画で何が言いたかったの? がはっきり分からんところがモヤモヤするんですね。
声優は主役の親子二人くらいしかプロモーションに使われていた印象がないからプロ声優でいいと思います。各役者が決して下手とも思わないし、プロの声優が演じても、この映画が物凄く面白くなったりもしないと思うけど。

うん、つまらんとは思わないけど打たれないわあ。
Unknown (Ageha)
2015-05-21 09:10:05
ふじき78さん、どうも。

>で、監督、あんたこの映画で何が言いたかったの? がはっきり分からんところがモヤモヤするんですね。
・・・そうなんですよね~。
お栄のキャラクターはようわかったし充分魅力的だったんですけども、
絵の凄さに関してはやっぱ北斎を立ててる。
家族の物語として妹がキーになってるはずなんだけども、それをうけてじゃあどうしたってのがない。

最後のナレーションは個人的には、いらないと思いました。もしそれでまとめたつもりならなんだかな~と。

PS:プロの声優じゃなくて人気俳優を選ぶ傾向ってどうにかなんないもんでしょうかね?
うまい下手の問題よりも、
プロモーションで華があるとか宣伝しやすいとか
そういう裏事情が見え隠れしてしまいました・・(わわわわわ)

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