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イマドキ問う「ローマの休日」~「とある飛空士への追憶」~

2011-10-16 15:49:58 | 映画


マッドハウス、「サマーウォーズ」と単語が並べば、
どうしたってハードルは高くなる。
ホントは見に行くつもりはなかったんだけど
こういうところでつられてしまうのは
ワタシも映画ファンてことか(笑)

ぶっちゃけいうけど、
個人的に好きだったのはラストシーンだけだ。(おいおいおい・・・)
はなむけに砂金が雪のようにキラキラしていたあの絵は
ちょっと感動した。
でもな~・・・・・。

ファナという皇女が
たった3日の命がけの空の旅を通じて
身分差別や戦争のない世界をつくるべく
りっぱになっていった「きっかけ」がコレなら
シャルルも報われるってもんだ。
そういう意味ではええ話なんだけどな~・・・。

冒頭借りてきたネコというか生気のないお人形みたいだったファナと
子ども時代の彼女と
それから不時着した島での彼女が
あまりに違いすぎて
「そんなに変わるか~~?!」って思ったとたんに
見れなくなってしもたんですな、残念ながら。
主人公に魅力感じないと話にならんわけですよ、これが。

原作は未読。こっちがかなり話題になったから
それの劇場版アニメを作ったらしいんですけど
きっとね、11話完結のテレビドラマにしたら
めっちゃいい話になったと思うんだ~。



やたら、差別に苦しんでという描写が入るわりには
なぜそこまでひどいん?・・・の説明もないし
それでも母親が皇女の住むお屋敷で働けていたことも、
何よりどうやって飛空士になれたのかもさっぱりわからんわけで・・・。



人を疑うことをしらないボンボンの王子様が
何も考えんとラブレターを無線で送ってしまったばかりに
ただでさえ命がけの単独飛行はさらにヤバいもんになってしまってて
コレでは、嫁ぎ先の相手よか
シャルルに恋したかて不思議やないでしょ?
てか、めっちゃ結婚する気失せるんですけど(笑)

この無責任な行動のせいで、シャルルを見守ってくれた
仲間たちの命も危険にさらされて・・・え、そこはスルーなん?!


ただし、この旅が彼女を変えて行ったという意味では
この危険な敵陣突破は本当にいい経験になったんだよね・・・。


ここで身分を捨ててシャルルと逃げちゃったら
めっちゃ安っぽいラブストーリーになってまうから
これはこれでええんですけど。


・・・・・でもコレ、ディズニーだったら
間違いなくシャルルとファナが結婚して
立派な国を作りました、めでたしめでたしやろな~とか
めっちゃナナメにみてたんですけど。

女の子の健気さや明るさ、頑張りを描かせたらやっぱりジブリか。
ドッグファイトは「スカイ・クロラ」に勝てない。
となると、どうしても中途半端なんだよな~・・・。ゴメンナサイ。

とある飛空士への恋歌PV(ガガガ文庫)  ロングバージョン

余談になるけど、これはこの作品”追憶”の続編
文庫の宣伝なんだけども、
コレ見るだけでも
原作「とある飛空士への追憶」はもっと重たい話だとおもうんだよな~。
映画と小説がちがうにしてももすこし掘り下げてほしかったな・・・。
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2 コメント

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ザンネン (たいむ)
2011-10-17 17:54:57
なんかいろいろ中途半端で・・・
原作はきっと「ローマの休日」とか、「カリオストロの城」とか、「ナウシカ」とか、いろんなものがミックスされたような作品ではないかと想像できるのだけど、映画でかいつまんでみても・・といった結果かなと。

細田作品を宣伝文句に使ったのは逆に失敗ですね~~(^^;
Unknown (Ageha)
2011-10-18 00:02:04
たいむさん、どうも。
う~ん、きっとね
原作を相当端折ってしまってると思うわけで。
どこをデフォルメしてどこを切るのかは
そらもう監督の采配でらしさなのでしょうが
そんな薄っぺらな話やったら
映画化まで来なかっただろうと(わわわわわ)

そういうことを想像させるという意味では
原作の宣伝になるかな?(わわわわわ)

サマーウォーズみたやつが
みなひっかかるて(ギャ~ゴメンナサイ!)

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