ペパーミントの魔術師

ご挨拶が遅くなりました。
引っ越し先でも同じタイトルで
継続しております。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

このこホンマに愛されてる?~「天才スピヴェット」~

2015-09-10 16:37:11 | 映画


主演のカイル・キャトレットはめっちゃ可愛かった。以上。


・・・ってそれじゃ感想にならないのでもすこし。(^_^;)


天才だが、それゆえに周囲との溝を感じる10歳の少年T・S・スピヴェット(カイル・キャトレット)。
そんな彼にスミソニアン学術協会から、最も優れた発明家に授けられるベアード賞受賞を知らせる電話が。
授賞式に出席するため、彼はたった1人で家のあるモンタナからワシントンへ旅立つことに。
さまざまな出来事や人々と出会いながら、カウボーイの父親、昆虫博士の母親、アイドルを目指している姉、事故によってこの世を去った弟へ思いをはせるスピヴェット。
やがて彼はワシントンに到着し、授賞式に臨む。(以上、シネマトゥデイよりまるまる引用いたしました。(^_^;))

スピヴェットの双子の弟の事故死って、
ほんまは目の前で見てしまった彼が一番ショックなはずなのよね。
もちろん家族の悲しみはいかばかりかと思うけれども、ホントなら
いちばんちっちゃなスピヴェットの心のケアをしてあげてしかるべきやと思うんですが。

・・・確かに頭いいぶんだけ「変わり者」かもしんないけれど、
その年にしては頭よすぎるということをのぞけばフツーに10歳の少年なわけで。
悲しい、さみしい、いやそれだけじゃなくって
事故のこともどっかで自分のせいだと思ってたり、
「自分が代わりに死ねばよかったんだ」ってくらい本人は思ってるわけで
そんな彼が「バラバラになってる家族の気持ちをひとつに」ってのは
え~、それって子供がすることちゃうやんとか・・・もう最初っからツッコミまくりだったわけです。

・・・頭がいいよりもカウボーイとしての資質のほうが(つまりは弟のほうが)お父さんは好きなんだろうなとか、
(仕事に役立つ発明をしても父は相手にしてなかったですね)
お母さんは研究に没頭、お姉さんも嫌ってるとこまではいかないまでもなんかあまり弟を好きそうには見えませんでしたね。
変わり者って目でみてるふうにしか受け止められなくって、え、このこむっちゃ可愛そうじゃないん?って。

10歳の子供がこの発明をしましたなんていうても相手にされないとふんだ彼は父のふりをして
電話応対したあと、「たったひとりで」モンタナからワシントンへ向かいます。
う~ん・・・家族がそもそもスピヴェットの天才ぶりをよしとしてないというか誰も褒めないのも変なら
別に子供ひとりで大冒険するのはこのくらいの少年にあってもいいかもしんないんだけども
「だれも心配してるふうに見えず」新聞記事にはなってるけども「あまり必死に探してるふうでもなく」
モンタナまでのハラハラドキドキな旅がメインならもっと楽しい作品になったはずなんですけども
それは「家族がうまくいっててはじめて楽しめる」話で、

ラスト父も母もたしかに迎えに来ます、んで、この家族はこういう家族で、これでいいのだというふうに
最後は落ち着くんですが、どうも感動しなかったというかイマイチ盛り上がらなかった煮え切らなかったというか。


結局この子が無茶して大冒険したおかげで家族はまとまりましたみたくおさまってたんですけども
受賞スピーチの場面で初めて自分の抱えてるトラウマを吐露するってのはどうなんでしょうね。
そういうの、ほんとは一番聞いて欲しいひとにぶつけてナンボで
格好のワイドショーネタにされちゃっただけで、天才にしてはそこでその話するとこが子供っちゃ子供なんですけども

んで、そういうことするからまた大人の都合のいいように振り回されて
・・・彼の発明、少年が一生懸命考えて作り上げたその発明そのものを
だれひとり本気で賞賛してくれてないことが何よりも腹たっちゃいました。
家族も、協会も、テレビのアナウンサーも、式に出席したひとたちも・・・・。
とにかく・・・・この子むっちゃかわいそう。その気持ちばっかりが残ってしまいました・・・。


PS:あちこちTBにいって思ったのですが、
スピヴェットに限らず、「そもそも家族全員が自分の生き方を貫いていて」、ちょっと変わってて、
「スビヴェットを傷つけないために」あえてその話に触れなかっただけやのに、そこが「伝わらなくて」
スピヴェットがひとり旅をする中で「家族と距離を置いて」自分でゆっくり考えることが家族を理解することにつながり、
家族にとってもスピヴェットがひとりでワシントンに行っちゃったことで
やっとホントの思いをスピヴェットに見せれたんですね~と。・・・まだまだ読みが浅かったようです。(^_^;)
たぶん10歳の子供と同じ気持ちで父母が出てくるシーンまでみてたんでしょうね。(^_^;)

コメント (2)   トラックバック (18)   この記事についてブログを書く
« キャーオダジョー~~~(≧∇≦*... | トップ | どんな愛の形があってもいい... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふじき78)
2015-09-10 22:29:26
「天才すっぴんヘッド」という割には化粧くさい子供だったなあ。

「天才」を付けるからにはバカボンくらい図太い方が多分、幸せになれます。
Unknown (Ageha)
2015-09-13 16:35:43
ふじき78さん、どうも。

普段と正装があんだけちゃうと子供でも随分印象かわりますね。(;´∀`)

あたまがいいこと以外はなんやかやいうても子供ですから。
ましてやああいう心の傷をかかえて、
それを口に出せないとなるとそうとうしんどかったろうなと。
まあそれでも家族のあり方はそれぞれで
あれでもええ家族なんでしょうねというふうに
みなさんのレビューみて思った次第です。(わわわわわ)


※いくらアメリカで、大草原の小さな家みたく
銃使えないと困る環境で暮らしていたとしても
「親の管理のもとでなくて、子供だけで銃つかってる」ことには全然納得いかなかったですけどね。
細かいはなしですいませんが。(^_^;)

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事

18 トラックバック

天才スピヴェット~やがて哀しき永久機関 (佐藤秀の徒然幻視録)
公式サイト。フランス=カナダ。英題:The Young and Prodigious T.S. Spivet。ライフ・ラーセン原作、ジャン=ピエール・ジュネ監督。カイル・キャトレット、ヘレナ・ボナム=カーター、ジュ ...
『天才スピヴェット』 (京の昼寝~♪)
□作品オフィシャルサイト 「天才スピヴェット」 □監督 ジャン=ピエール・ジュネ□脚本 ジャン=ピエール・ジュネ、ギョーム・ローラン□原作 ライフ・ラーセン□キャスト カイル・キャトレット、ヘレナ・ボナム・カーター       ジュディ・デイビス、カ...
天才少年の冒険 (笑う社会人の生活)
25日のことですが、映画「天才スピヴェット」を鑑賞しました。 3Dにて見ました 天才ゆえに周りと溝がある10歳の少年T・S・スピヴェット、事故で亡くなった弟のこともあり家族にも 理解されずに そんな彼にスミソニアン学術協会からベアード賞受賞を知らせる電話があり授...
「天才スピヴェット」、山に囲まれたモンタナからワシントンまでのロードムービーです (ひろの映画日誌)
おススメ度 ☆☆☆ ロードムービー好き、少年映画好き、家族愛映画好き ☆☆☆☆ ヒット作「アメリ」を作ったフランス生まれの監督が、アメリカを舞台に描いたフランス・カナダ合作映画。 題名通り、10歳の天才スピヴェットが主人公で、弟の死が絡んで家族からの愛を...
天才スピヴェット ★★★★ (パピとママ映画のblog)
『アメリ』『ロング・エンゲージメント』などのジャン=ピエール・ジュネが、ライフ・ラーセンの小説「T・S・スピヴェット君 傑作集」を実写化したアドベンチャー。発明家を対象とした権威ある学術賞に輝いた10歳の天才少年が、授賞式出席のためにモンタナからワシントンへ...
天才スピヴェット (いやいやえん)
【概略】 由緒あるベアード賞を受賞することになった10歳の天才少年、T・S・スピヴェットが、授賞式に出るためにたったひとりでアメリカ横断の旅に出る。 ドラマ どこかふわっふわっとした部分はあるものの、少なくとも「家族の心に空いた穴を埋めるため、10歳の...
『天才スピヴェット』 2014年10月31日 一ツ橋ホール (気ままな映画生活(適当なコメントですが、よければどうぞ!))
『天才スピヴェット』 を試写会で鑑賞しました。 この映画は映像が綺麗で3D見ると映えるかもしれないですね。 しかし、シネスィッチ銀座なんですよね。シャンテ向きな感じなんですけどね(笑) 【ストーリー】  天才だが、それゆえに周囲との溝を感じる10歳の少年T...
天才スピヴェット/カイル・キャトレット (カノンな日々)
『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督がライフ・ラーセンの異色冒険小説「T・S・スピヴェット君 傑作集」を原作に双子の弟の死を乗り越えようとする10歳の天才科学者の少年の ...
『天才スピヴェット』『ビッグ・アイズ』を目黒シネマで観て、子は鎹になる映画とならない映画だふじき★★★,★★★ (ふじき78の死屍累々映画日記)
◆『天才スピヴェット』 五つ星評価で【★★★スピヴェットのショタなところが可愛い】 スピヴェットの父ちゃんは荒野のカウボーイちっくな人物で、日本でいえば侍。 彼の二人 ...
天才スピヴェット (だらだら無気力ブログ!)
姉役の娘、時おりクロエ・グレース・モレッツに見える。
天才スピヴェット (映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~)
評価:★★★★【4点】(F) 風変わりな家族だってとても温かいんです。
『天才スピヴェット』 (こねたみっくす)
モンタナのレオナルド・ダ・ヴィンチ、ベアード賞授賞式出席のため旅に出る! これは天才子役カイル・キャトレットくんの繊細にして表情豊かな演技とジャン=ピエール・ジュネ監 ...
「天才スピベット」☆不器用な愛 (ノルウェー暮らし・イン・原宿)
天才だけど、甘え方と泣き方だけがわからないスピベット。 予告編で泣けて、本編でも泣いて、思い出してまた泣ける、観ているこっちはずっと泣くよぉー あざとい盛り上げ方で泣かせない分、心に温かく湧き上がる愛が、目から涙となって溢れる作品。
小さな放浪の科学者~『天才スピヴェット』 【2D・字幕版】 (真紅のthinkingdays)
 THE YOUNG AND PRODIGIOUS  T.S. SPIVET  L'EXTRAVAGANT VOYAGE DU JEUNE  ET PRODIGIEUX T.S. SPIVET  モンタナ州の分水嶺近く、広大な牧場に家族と暮らす10歳のT・S・スピヴェ ット(カイル・キャトレット)は、科学が大好きな天才少年...
天才スピヴェット 【劇場で鑑賞】 (映画B-ブログ)
『アメリ』や『ミックマック』などで知られる フランスの鬼才ジャン=ピエール・ジュネ監督の新作 で初の3D映画である『天才スピヴェット』が公開 されましたので3Dヴァージョンを観に行ってきました。 天才スピヴェット コレクターズ・エディション 【初回限定生産】アウ...
映画・天才スピヴェット (読書と映画とガーデニング)
原題 The Young and Prodigious T.S. Spivet2013年 フランス、カナダ合作 アメリカ西部、モンタナ州の田舎に暮らすT.S.スピヴェット(カイル・キャトレット)、10歳理科系科目は大の得意しかし、10歳のレベルをはるかに超えており学校の先生やクラスメートからは...
天才スピヴェット (3D字幕) (★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★)
【THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S. SPIVET/L'EXTRAVAGANT VOYAGE DU JEUNE ET PRODIGIEUX T.S. SPIVET】2014/11/15公開 フランス/カナダ 105分監督:ジャン=ピエール・ジュネ出演:カイル・キャトレット、ヘレナ・ボナム=カーター、ジュディ・デイヴィス、カラム・...
『天才スピヴェット』を観てきた!? (映画観たよ(^^))
『天才スピヴェット』を観てきました。 「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が初の3D作品として撮った作品なんですと。にも関わらず2D字幕で鑑賞しました。最近3Dに挑む体力がなくって;;; 上映時間も手ごろだったので、公開日にアタックしました。 客足は...