有望業種から移動平均線を基軸に「個別銘柄」の探索 |
個別10銘柄を月曜から土曜日まで連続掲載の予定 |
株価の推移のグラフをチャートといい、日々の株価以外に移動平均線(短期線、長期線)を用いてグラフ化します。 移動平均は、テクニカル分析の中でも、幅広く利用されている手法のひとつで短期的な市場の振れを除去して基調だけを浮かび上がらせるため、市場がどちらの方向に向かっているのかを知るために用いられます。 |
ゴールデンクロス・デッドクロス |
短期線(短い日数の平均線)が長期線(長い日数の平均線)を下から上に抜けることをゴールデンクロスと言い買い転換点、今後の株価の先高期待が大きい状態で買いのチャンス。 逆に短期線が長期線を上から下に抜けた場合をデッドクロスと言い売り転換点、値下がり期待が大きい状態を示し売りの指標に。 移動平均の期間を短くすると頻繁に交差が見られ「だまし」に合いがちで、期間を長くすると日々の価格の変化を反映できなくなり、その分シグナルを出すのも遅れるというジレンマをもつ。 |
出来高 |
証券取引所で売買が成立した株式数で売買高ともいう。売り1000株、買い1000株の場合の出来高は1000株になる。 出来高に売買単価を掛け合わせたものが売買代金。 株式市場や個別の銘柄が活況に売買されているか否かを判断する指標。 出来高と株価は非常に関係が深く、常に両者の動きに注目することが必要である。 |
◆株価は上昇しており、出来高も多いときは、相場が強いことを示す。 ◆株価は上昇しているが、出来高が少ないときは、相場が弱さを内包していることを示す。 ◆株価は下落しており、出来高が多いときは、相場が弱いことを示す。 ◆株価は下落しているが、出来高が少ないときは、相場に強さが内包していることを示す。 |
出来高は相場の勢いを見る上で参考指標になる。 例えば、出来高が多い時に、株価が上昇していれば上昇相場、株価が下落していれば下降相場にあると判断できる。 逆に出来高が少ない時は、株価が上昇しても実は相場が弱く、株価が下落しても相場が強いケースもある。 |