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業種別株価推移

2006年03月16日 | 株価情報
 
 業種別株価推移を毎日曜日掲載予定
 好調業種から有望銘柄の探索
 投資する銘柄を選ぶ方法のひとつが「有望な業種」をまず見つける。
 現在、または将来的に、好業績が期待できる業種は何かということを把握した上で、その中から個別銘柄を探し出す。 

 好調業種に属する銘柄には買いが集まる。特に、業績トップ企業であれば、なおのこと。
 自分が買いに動いたときには、既に株価が値上がりしている、というこも十分ありえる。
 そこで、2番手、3番手銘柄に注目しよう。 

 株式は、基本的には個別企業の業績によって買われるが、ある程度その銘柄が買われると、同じ業種に属するほかの銘柄も買われる傾向がある。 

 東京証券取引所に上場している個別企業を業種ごとに分類すると、全部で33業種になる。
 TOPIXまたは日経平均株価が上がっていたとしても、それはごく一部の業種の値動きによるもので、ほかの業種は値下がりしていることもある。
 逆に、たとえTOPIX等が下げていたとしても、元気な業種や企業はどこかに必ずあるといえる。
 業種別に株価動向をウオッチすることも、銘柄選びには必要となる。
33業種とTOPIXとの株価推移を比較。
「有望な業種」2業種をウオッチ。
◆東証1部/業種別株価ボード  エキサイト ファイナンス
 リスクの回避
 株式投資には損失を被るリスクがある。実際の投資では、このリスクをいかに小さくするかを考える必要がある。
 リスクを低減させるための方法は様々だが、大事なことは「分散投資」を行うこと。
 一つの銘柄に資金の全額を託すと、その株式が下落したときに、資産全体が目減りしてしまう。
 複数の銘柄に投資しておけば、たとえ一つの銘柄が大きく下落しても、その影響は限定的。
 場合によっては、ほかの銘柄の上昇で、その損失をカバーできることもある。 

 ただし、ここで一つの注意点がある。
 複数の銘柄に分散したからといって、必ずしも効率的な分散投資ができているとは限らない。
 なぜなら、株式には同じような値動きをする「仲間銘柄」が存在するから。
 例えば同業の銘柄。公共事業の削減を理由に、鹿島の株価が下落したとしたら、同じ理由で、大成建設の株価も下がる可能性が高いことになる。
 効率的な分散を目指すなら、なるべく値動きの違う銘柄を選んで組み合わせる必要がある。

(「日経マネー」引用)