「貧しさの中なら、労り(いたわり)だけで十分子供は育つ。
だが豊かさの中では、精神的な厳しさを与えなければ鍛えられない。」
◇教育とは、自分の人生を背負って一人で生きていくための準備。
その準備の中身は、人生とはこういうものだということを身をもって学ぶこと。
だから、貧しいという外的条件が子どもにとっては、好環境で、
自分の思い通りにはいかないことを身をもって知らしめてくれる環境なのです。
◇逆に、豊かさという外的条件は、子どもにとってあまりいい環境ではない。
前もっていろいろなことを子どもに提供出来てしまう環境だからです。
苦労して、自分で何とかしなくても、何から何まで揃ってしまうからです。
◇だからこそ、厳しさを与えて、自分の思い通りにはいかないことを強いて、
苦しい環境に耐えることをさせなければならないのです。
◇子どもを一人前にしたければ、子どもにとって
簡単な環境を用意するのはやめることです。
ちょっと苦労をさせて、大きくすることです。過保護もだめなら、放任もだめです。
子どもが苦労するような環境を親が用意しましょう。
※週末は山形でのボディポテンシャルの勉強会とさくらんぼ狩りでした。
いずれもとても有意義で楽しい時間でした。