裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

古豪復活の予感

2016-04-17 23:59:37 | 選手
今年の世界卓球は日本の躍進ぶりのみならず,その他の勢力の活躍ぶりも目立った大会となったのは記憶に新しい。

復活の兆しを見せたスウェーデンに加え,最近になって成長してきたポルトガルもそうなのだが,中でも一番目立ったのは卓球発祥の国とされるイングランドの勢いだろう。

戦前から戦後にかけては世界タイトルを獲っていたのだが,それ以降はほとんど目立たない存在に成り下がってしまっていた状況の中,今回の団体ベスト4進出は大いに評価してもいいだろう。

特に今回一番際立ったのはピッチフォードの活躍である。

体格の線は細いながらも,長い四肢をフルに生かした両ハンド攻撃は,決勝に進むまでの日本を一番脅かしたと言えよう。


逆転された試合だが,水谷戦。

吉村戦でもそうなのだが,肝心なところでミスが目立ってしまっている。

それを考えると決勝進出の可能性もあっただけに,大魚を逸したと言える

そうとは言え,今回のイングランドの躍進の裏ではドリンコール(06年世界ジュニアベスト8)にウォーカー,そして90年代()にだけ目立ったアラン・クックが選手と監督を兼任すると言うギリギリの布陣と言う状況を考えると,ここまでこれたことは逆にすごいと思う。

次の世界選手権,個人戦でどこまで出て来るか楽しみだ。

では,また


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