裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

速攻の尖兵

2020-04-24 23:00:13 | 選手
ちょっと最近更新が滞り気味なので,急ぎネタを投下しにかかることに

今回紹介するのは,田中卓也

右シェークフォア表ソフト,バック裏ソフトの前陣速攻型で,鋭いスマッシュ連打を持ち味としている。

日本人としては数少ないヤサカのアドバイザリースタッフでもあり,松下浩二と同様,プロの選手としてスーパーサーキットを転戦していた時期もあった。

そんな彼の選手生活のハイライトは,何と言ってもあの金擇洙に勝ったことであろう。


その実際の映像がこちら。

11点先取で尚且つサービスを腕で隠しているので,恐らく2001年か2002年頃かと思われる。

1ゲーム目は競り合いを制するものの,2ゲーム目ではバック系の決め球に当たりはずれが出たこともあって取り返される。

しかし3ゲーム目は一転,圧倒的なペースで金擇洙を引き離し,試合は第4ゲームへ。

そこでも勢いは変わらず,カウンタースマッシュを炸裂させ,激しい打撃戦も繰り広げて価値ある勝利を挙げた

シェークの表ソフト速攻型にとって,もはや教科書みたいと言っても過言ではないほどの試合だったと思う。

現在は岐阜県でとある卓球クラブのコーチとして後進の育成に力を注いでいる。

では,また


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