幸福論

当たり前のように過ぎていく日常に「何か」を残したい。人生における気付きを独自の観点から提供していきます。

夢ある職業

2007年11月30日 00時08分44秒 | 本の紹介
装丁家、という職業をご存知ですか?

本の表紙をデザインする仕事です。

「本の個性を引き出す」
それが装丁になるんだそうです。

出版社の人から本を渡されタイトルを見た時、本の中身を読んだ時、頭の中でどんな風にアイデアやデザインが思い浮かぶんだろう。

自分が思い描いたその本の個性をカタチにできたら・・・
そしてその本が市場に出回って沢山の人が買ってくれたら・・・
どんなに幸せなんだろう。

テレビに出演していたある装丁家はデザインする時、ものすごく小さな部分にまでこだわりを持っていました。
「自分のこだわりには、自分の存在感がしっかりと表れる」とも言っていました。

装丁家の自己表現とも言えるべき本のデザイン。
本を選ぶだけでワクワクしてしまいそうです。
本を選ぶ時の楽しみが1つ増えました。

装丁でなくても、僕も仕事に対して同種のこだわりを持ちたいと強く思いました。

執筆も装丁も、1冊の本が出来上がる過程の1つに過ぎません。
なんてドラマチックなんでしょうか。

本を見る目が少し変わった気がします。


マイペース

2007年11月29日 00時12分56秒 | 日記
何事も当初の予定通り計画が進んでいくのが、多分一番だと思う。

でも、当然予定通りに進まない時も多々ある。

だから、自分のペースが崩される中でどれだけ自分の時間を確保して、やりたいこと、やらなければならないことをやるか。

ここが勝負の決め手となるはずだ。

そのためにも時間対効果を意識しなければ。
たった1時間でも、ものすごく集中できた時の効果・効用は計り知れない。
これから社会人として仕事と勉強に勤しむならば、なおさらだ。

こんな生産性の高い時間を過ごすための管理をやっていきたいと思う。

そしてそれが自分のペースとして定着すれば、これも一つの成長と言える。


ていくいっといーじー

2007年11月27日 23時54分50秒 | 日記
今日も1日大学の図書館で勉強しました。

あまりにも勉強に集中してしまったので

「もう入らないよ。最低でも1、2時間休憩してからじゃないと…限界だよ」

僕の脳は、必死に危険信号を発していました。

今にも悲鳴をあげてしまいそうだったので、今日の夜は何も考えず友達とテレビを見ながら談笑したいと思います。

何事も「ていくいっといーじー」です。


方向性

2007年11月26日 00時27分48秒 | 日記
理想とする人間像。

自分が「カッコイイと思える人」はどんな人か、という視点で考えてみる。

普段はアホなのに、締める所は締めることができる人。

ふとした時に、熱くて真剣な部分を見せる人。

心のある人。
謙虚な人。
誰に対しても平等な思いやりを持ち、挨拶・礼儀がしっかりしている人。

果てしない社交性を持っている人。
幅広い年齢層の人脈を持っている人。

年上・年下関係なく気の遣える人。
細かい気配りや雰囲気作りができる人。

落ち着いた行動・判断ができる人。

やりたい事が明確で、筋が通っている人。

何かに真剣に頑張っている人。

我慢強い人。
怒られても、馬鹿にされても、腐らない人。

笑いと真面目の切り替えが絶妙で、時に真剣に怒れる人。

…挙げたら、きりがない。

それくらいの方が目指す甲斐がある。

自分なんて、まだまだ足元にも及ばない。

僕が頑張れる動機はここにある。


考える力のトレーニング

2007年11月26日 00時05分50秒 | 本の紹介
「世界一やさしい 問題解決の授業」渡辺健介著
ダイヤモンド社

著書を手にするまでは、夢を実現することや悩みを解決すること、壁を乗り越えることを「問題解決」という風にちゃんと意識したことはありませんでした。

著書は、上述のように多くの人が無意識に行っている問題解決の過程を「問題解決の手法」として位置付け、その過程を細かく紹介しています。もはや、問題解決するための「戦略」と言ってもいいかもしれません。

ページ数も多くなく全体的にコミカルな構成となっているので、まさしく題名通りの「世界一やさしい問題解決の授業」でした。

「考え抜く技術」そして「考え抜き、行動をする癖」 を身に付ける第一歩になるのではないでしょうか。


トリックスター

2007年11月25日 00時08分07秒 | 本の紹介
「幸福論」株式会社ネコ・パブリッシング
「風の谷のあの人と結婚する方法」ベースボール・マガジン社
「神はテーブルクロス」幻冬舎
「レボリューション」講談社

須藤元気氏。
言わずと知れたトリックスター。格闘技、俳優、執筆とそのマルチな才能を存分に発揮しています。

先日彼の講演会に行ってきました。

前から5列目、しかも中央の席をゲット。

彼をなめ回すように見つめる。

お笑い芸人ではないにも関わらず
「ここで振って、次こういくわ」
まるでそう説明されてるみたいに、計算され尽くした笑い。
緩急が絶妙なロジカルな笑い。

持ち前のギャグセンスを惜しみなく発揮し、彼が狙ったであろう笑わせるポイントではドッカンドッカン。

そんなネタ染みた話にうまく真面目な話を組み込んでくる。

実に巧妙。

彼曰く

自分の発する言葉が、現実を作るんだって。
自分の意識次第で、世界は変わるんだって。

なりたい自分を思い描き
それを宣言し
あとは実行するのみ

そうすれば人生のチャンスを掴むことができるんだって。

「これは哲学ではなく、物理法則なんだ!」

小さな成功、大きな成功を数々積み重ねてきた彼の発する一言一言には説得力がありました。

今回の講演と同様、彼の執筆する本にも読み手の心を揺さぶるフレーズや文章が多々あります。

「単調な毎日を変えたい!」
「何か行動を起こしたいけど、もう一押し足りない…」
と感じている方はきっと何かしら気付きを得るのでは…と思います。


懐かしき青春の日々よ

2007年11月24日 22時00分20秒 | 日記
今日は昼から大学の図書館で勉強していたのですが、どうやら今日は大学の推薦入試だったみたいです。

高校生が大勢いました。

息子「絶対落ちた~」
父「なんでや?突っ込まれたんか?」

面接後、こんな会話が繰り広げられていました。

そんな親子のやりとりを遠目に見ながら、4年前は自分もこの場にいたんだなとちょっぴり懐かしい気持ちに浸りました。

あの頃抱いていた理想の自分に負けない自分に今なれているのか?
過去の自分に聞いてみたいです。

定期的に過去を振り返ってみるのも、面白いかもしれません。

初心忘るべからず、です。



すべらない話(と題し、ハードルを上げてみる)

2007年11月23日 00時07分49秒 | 日記
「最近髪が伸びてきたな」
前髪は目の下、サイドは完全に耳を覆い、襟足も随分長い。

「あそこで寝てるおじ様みたい」
デート中彼女が公園で寝ている浮浪者を指差して言うもんだから・・・

「そうだ、髪を切ろう」
そう思い立った鮫島君(仮名)は、何かに背中を押されるように行きつけの床屋に向かった。

いつもは雑誌を持っていって
「山ピーみたいに横はツーブロックで、襟足はこのくらいで…」
と、どうのこうの言いながら雑誌を用い説明するのだが・・・
なぜかこの日は雑誌を持参せずジェスチャーのみで床屋の親父にその主旨を伝えた。

彼の中で、切り終わった後の髪型のイメージは完璧だった。
「よし!彼女の好感度+1…」
今思えば、完全に浮足立っていた。

30分弱で散髪は終了した。

彼の説明が下手くそだったのか、それとも床屋の親父のイマジネーションが乏しかったのか。

彼は散髪後、非常にチャーミングな表現で自らの髪の毛を罵った。

「80%わかめちゃん」

そう、まさしくそんな表現がぴったりな髪型になってしまったのだ。
これほど、屈辱的な気持ちになることは長い人生そうはない。

家に帰り、どうしても納得のいかない鮫島君(仮名)はとうとうハサミを手にした。
ぎゅっと、ぎゅっと握り締めている。

鏡の前に立ち、誰にも聞こえないように「よし…」と呟く。

さぁ、オペの幕開けだ。
これは、自分との闘いだ。

数分後。

思っていたより全然うまくいっていないことに気付く。
もはや技術云々の問題ではない。
時すでに遅し、とはよく言ったものだ。
事態は最悪な方向へと着実に進んでいる。

人間はこんな時どうなるのか。
「hahaha…」
そうなのだ。もう笑うしかないのだ。

彼はオペ後、またもやチャーミングな表現で自らの髪の毛を罵った。

「90%わかめちゃん」

悔しいくらい挑戦的な髪型になっていることは、容易に想像できるだろう。

後日鮫島君(仮名)は再び床屋に出向き、こう注文したそうだ。





















「カツオにして下さい」

人生なんて何にも怖くない。
覚悟を決めれば、何だって出来るのだ。


そうだ、戦略を練ろう

2007年11月22日 01時31分53秒 | 本の紹介
「1日30分を続けなさい! 人生勝利の勉強法55」古市幸雄著
マガジンハウス

「レバレッジ勉強法」本田直之著
大和書房

成功した人はどんな風に勉強しているのだろう?

そんな疑問を抱いていた時に、手に取ったのがこの2冊の本です。

目標を実現するための勉強法や勉強に対する考え方、目標設定・時間管理の方法などが事細かに紹介されています。

著者が実証済みの勉強ノウハウであるため、個人的には理解し易い内容ばかりでした。

「目標を実現するためには、まずは勉強を習慣化すること」
読んでいて、勉強に対する意識が変わった気がします。

勉強について悩んでいる方には、是非読んで欲しいと思います。
そして、共に自己研鑽に励みましょう。


あるべき姿

2007年11月21日 00時26分45秒 | 日記
未来に繋がる今なのか。

今この瞬間を生きるための今なのか。

「今」という特別な時間だからこそ起こる葛藤。
きっとどちらの意味も含んでいて、バランスが大事ということも分かってる。
「両方十分にこなせたらベストだ!」そんな理想を描いている自分の傍らで、常に極論を考えてしまう自分がいるのも確か。

でも、そんな葛藤に対して自問自答していること自体が無意味なのだ。

未来に繋がると信じて行動すれば、それはきっと自分の糧になる。
そのために今精一杯行動すればいい。

「未来とか知らんがな」
無頓着に、今しか出来ないことを思い切りやればいい。時には根拠のない自信も必要だ。

ただ生きていく上で「あるべき姿」を想像することは必要不可欠だと思う。
半年後、1年後、3年後・・・の目指すべきビジョンを思い描くこと。

しかも、追われるのではなく自ら追う。

そのために、理想と現実の差を少しずつ埋めていく作業を地道にこなしていく。
そして、自分の土俵でしっかり勝負できるレベルまで引き上げる。

やるべきことは、明確だ。