幸福論

当たり前のように過ぎていく日常に「何か」を残したい。人生における気付きを独自の観点から提供していきます。

僕の役割

2009年04月26日 21時33分11秒 | 日記
野球は1番から9番まで、さらにはポジションごとにそれぞれの果たすべき役割がある。
4番の選手が9番の選手を馬鹿にするのはナンセンス。
レギュラーの選手がベンチの選手を朝笑うのも同様に。
だって、4番の醍醐味と9番のそれにはレベルの高低なんてないから。
それぞれに試合に勝つための役割があるのだから。
もちろん一般的に4番の方が華があると思われていることは否めないけど、試合に勝つためにはどちらも必要不可欠な存在であるし、僕は中日の井端に華がないとは決して思わない。
だからいついかなるときも「試合に勝つ」という大前提を忘れてはならない。
それがチームスポーツである野球を考えるときの1つの軸となると思うのです。

だけど、4番はチームの柱であるし、エースは絶対的に頼れる存在でなければならない。
キャッチャーは扇の要だし、1番バッターはとにかく塁に出れなければ話にならない。
だから、それぞれの役割を果たすには相応の実力や適性が必要であることも確か。
ファームの選手が4番を打ちたいといくら手を挙げても、到底無理な話。
まずは2軍で試合に出て結果を出しなさいという話。
ヒットも打てない選手がホームランを打てるわけはないし、2軍で結果を出せない選手が1軍の試合に出場できるはずもなく、基礎練習を馬鹿にする選手は絶対に大成しない。
まずは今いる場所での自分の役割をこなすこと。そして、結果を出すこと。
その延長線上に、1軍やレギュラーや4番やエースという場所が待っているのです。
一流と呼ばれる選手達はこのことを当たり前のようにこなしているのだと思うのです。

だから今の自分のポジションや役割を把握して、そこで出来る限りのことを精一杯やる。
そして「試合に勝ちたい」という思いを常に胸に留めておかなければなりません。
それ以上のことはもしかしたら現時点では高望みかもしれない。
というか上記のことができなければそれ以上のことなんてできるはずはない。
何事も日進月歩です。

野球のことなんてこれっぽっちも知りませんが、社会に置き換えてみても同じようなことが言えるのではないでしょうか。


1 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-04-28 00:54:52
今の目標に向かってひたむきに、どう頑張るか考えるのは自分の一生の糧だし、そのご褒美として結果がついてくるもの。
現実、頑張る過程がなければ結果もついてこないし、どちらも不可欠ですね。