車内の照明は、後部の居住空間はハイルーフということもあり車体ほぼ中央の天井スペースに設置してある蛍光灯10W×2では最後部付近では相当暗く本などは読めない。電池式のLED照明もつけているが所詮”間接照明”の補助的なものにしか当たらない。LED照明は種類によりあまり”目”にやさしくないものもある(?)。天井スペースに同型の蛍光灯照明を2台設置する案も浮かんだが、どうもしっくりこないのだ!!
全体は確かには明るくなる天井照明より、手元部分中心のの直接照明のほうが使用頻度が高いこともあり、デスクで使用していたスタンドを改造して設置することにした。これだと今まで不足を感じていた読書時や調理時にも問題がない明るさを確保できる。スタンドをそのまま車内に持ち込んでも”芸”がないので、スタンドをバラシて一部を取り除き壁面へ固定、収まりもよく十分な明るさが確保された。問題は100V24Wの使用なのでこれを12Vのサブバッテリーから電力供給するためにインバーターを使用するので効率が悪いことだ。12V~100Vに変えると70%の効率になるそうだ、この場合だと同じ電力で12V24W仕様で8時間使用できるところ、100V-12V24W仕様だと5~6時間しか使えないことになる。
”車中泊”では、明るさが十分に必要な場合も確かにある。”反面”必要もない場面も多くあるのだ!「ローソク」での明るさがあれば十分なのだ。しかし、車内での”ローソク”を推奨するつもりはない。ローソクが倒れて寝具などに”蝋”がこばれてしまうぐらいならいいが、火事などを引き起こすことも考えられる。ローソクの裸火はそれなりのパワーがあるのだ。上の画像のF社のキャンドルランタンのように安全面の配慮のあるものもあるのだが。
トップの画像の使用済みの空き缶(パイナップル缶)を使った”キャンドルベース”には、配慮のかけらもないことをお断りしておく。よく見かける「Tealite Candle」というアルミの容器に入っているローソクだが、4~5時間ほどの燃焼時間があるそうだ。この300個1,800円弱のTealite Candleは通常品と径は同じだが高さ1mm程低い、そのぶん燃焼時間が4時間ということである。4~5時間のものは1個35~50円ほどなのだが、この4時間ものは1個6円弱ということになる(どこかで暴利を取っているようですが?)煤も出ないのようで燃焼にも特に問題はない。