ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

一帯一路

2017-05-15 15:54:59 | 日記・エッセイ・コラム
なかなか大変である。
北朝鮮がミサイルを発射したと騒いでる一方、
シナでは一帯一路とかで国際会議を開いてる。
何とも騒がしいことである。
・・・・・
今年1月のダボス会議で習近平は基調演説をしている。
そこで世界経済における自由貿易の重要性について語った。
一党独裁のインチキ資本主義国家のトップがである。
確かにシナは資本主義的ではある。
それに間違いなく貿易立国である。
貿易が無くなれば破綻する他ない。
だから自由貿易を主張するのはよく分かる。
だがダボス会議はグローバリストの大切な表看板である。
その年の世界経済の胆を表明する。
そんなところで基調演説とは…。
やりたいと言っても、できるものではない。
やってもいいと言われたから、できるのだ。
いや、むしろ指名されたのかも。
それにしても自由に発言できる訳がないだろう。
絵を描いてる者がいるのだ。
と言うことはだ、シナ権力は明らかにグローバリスト側にいるのだ。
共産主義がそもそもグローバリズムなのだが。
今回の一帯一路とかの会議もその延長線上にある。
弱小国家に餌を播いて、その国の要衝を取り込もうとしている。
ナショナリズムを潰し、あくまでもグローバリズムを通そうというのか。
誰かが後ろで糸を引いている。
たぶんそうだろう。
それにそれはシナの益でもあり夢でもある。
実際にやっていることと、
口で言っていることとは、
大いに齟齬があるのだが。
・・・・・
シナはそも泥沼である。
戦前は欧米に取り入って日本を敵視した。
彼の国民党の軍隊にはバックにドイツの軍事顧問団がいた。
ドイツは日本と手を結ぼうとしていたのに。
アメリカは退役軍人を傭兵として送り込んでいた。
聞いてる話では飛行士であり、それをフライングタイガーと呼んだ。
退役と言っても、表向きのことだ。
なお、その時点では米独はまだ戦っていなかった。
それにしても、
シナの権力は結局強い者にはなびき、
基本負ける戦いはしない。
敵を知り己を知り、勝てそうになければ降伏する。
でなければ逃げるだけ。
人民と末端の兵士は置き去りで。
これはまんま南京戦のことだが。
だからか、終戦時の日本軍はシナではほとんど無傷であった。
ともかく結果、シナは戦勝国側にいる。
つまり、グローバリストの側にいるということだ。
それも本来なら国民党なのだが、なぜか共産党に変っている。
これも騙しだが、他にも嘘は一杯ある。
それを戦勝国側も認めている。
むしろ積極的に利用している。
それは勿論戦後支配体制維持の為だ。
嘘は何もシナだけではない。
世界の真中(国連)で嘘がデンと居座っている。
これが戦後レジームの厄介である。
それはさておき、
分かるようにシナは戦前も今も何も変わっていない。
ずっと欧米(植民地支配者の白人)に媚びへつらっている。
・・・・・
シナ権力は欧米に使われてきたのだが、
力を持った今、遂に並ぼうとしている。
更に尚その上に立ちたいとも思っているだろう。
シナとはそういう世界である。
弱ければとことん従うし、
力を持てば対等になろうとし、
尚その上に立とうともする。
そういう性根である。
強い者に弱く、
弱い者に強い、
という一般に最も嫌われる性根である。
それを知るべし。
欧米も少しは分かってきたようだ。
さて、どうなる。

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