暗躍して街が色

日常の音楽について云々

ネパール旅行備忘録・カトマンズ~帰国編

2014-03-17 | 日常
■3月13日(木)~14日(金):カトマンズ~東京

朝6時半に起床し、タクシーでバス乗り場へ。
ポカラから8時間かけてカトマンズへ戻る。

ポカラの街で過ごしたのは1日だけだったのだけれど、
ほんとにゆったりしてて、人も良くてすごく良い街だった。
次くるときは2~3日ゆっくりしたい。

S君F君もカトマンズに戻るバスに乗っていたのだが、
2人とは別のバスだったので、この日は終始1人で行動。
で、夕方頃にカトマンズへ到着し、その日泊まるゲストハウスを探す。
泊まるのは最後だったので、ちょっと良い中級ホテルクラスのゲストハウスへ。
それでも値段交渉して2000Rs(約2000円)だったが。

とにかくネパールは物価が安い。
ゲストハウスも探せば300円くらいのこともあるし、
カトマンズ~ポカラの長距離バスも安いものだと550円くらい。
貧乏旅には最適だと思う。

ゲストハウスでまったりしつつMessengerで2人と連絡取り合うも、
WiFiが弱すぎてうまく連絡とれず。
仕方なくこの日は1人でカトマンズの街をうろつき、
前日行けなかったマッサージへ。
詳細は書けないが、なかなかすごいマッサージ屋だった。

それから初日に行ったゲストハウスのレストランで
ダルバート(ネパール料理)を食い、疲れたのでそのまま戻って21時頃就寝。



翌日、ネパール最終日。
やはり2人と連絡がうまく取れず、
1人でお土産買うために街をブラブラ。



写真だとまだ人通り少ないが、
昼頃になるとカトマンズの街はとにかく人も車もバイクも多くて、
現地の人・旅行者も含めものすごいにぎわい。
雑多な街、という印象。排気ガスやべえ。

で、フラついていると偶然Tシャツ屋の前にいるS君F君を発見!
前日から1人行動で寂しかった自分にとっては感動の再会だった。笑

昼飯を食ってから、街をプラプラ。
楽隊に遭遇したり、



子供に折り紙で紙飛行機作ってあげたり。



特にやる事もないため近くの公園へ。
サッカー少年であるF君は地元の青年たちと一緒にサッカー。



※運動音痴な自分とS君は近くで座って批評しつつ鑑賞するのみ。笑

その後繁華街へ戻ってちょっと豪華な飯。



このステーキですら495Rsだったので500円くらい。
マジ安い。

で、最後のビールを飲み、
19時頃に2人と日本での再会を約束して別れ、1人空港へ。

帰りは広州経由で成田着。
成田着。成田。。笑



ネパールに滞在したのは実質5泊6日という短い期間だったけど、
初めての一人旅、非常に濃厚な時間を過ごせた。

とにかく、ネパールという国は非常に素晴らしいところ。
あんまりメジャーな国じゃないかもしれんが、みんな行った方がいい。絶対おすすめ。
物価が安く、人もみんな優しい。
ネパール人に対してムカついた事はほぼなかった。
逆になぜ同じヒンドゥー教徒のインド人はあんなに酷いのか・・・笑
中国とインドに挟まれた小さな国だからこそ、逆に人も優しくなるのかも。
自然も多く、全体的にゆったりしているので、
実際にポカラなんかは居心地が良すぎて周遊するつもりがずっと滞在してしまう、という
日本人も結構多いらしい。
※まあ大抵みんなガンジャやってるみたいだが。笑

いやー楽しかった。
複数で一緒に旅行するのも楽しいけれど、
一人旅ならではの、現地での出会いや別れをたくさん体験できて、
とても貴重な体験だった。

また一人旅しよう。




ネパール旅行備忘録・ポカラ編

2014-03-17 | 日常
■3月12日(水):ポカラ

翌朝は6時に起床。
サランゴットのヒルトップ、ビューポイントへ行き、サンライズを見る。
が、この日は少し雲が出ており、
前日ほど鮮明にヒマラヤの景色を拝めなかった。



まあそれでも十分綺麗だったけど。

その後ロッジに戻ってS君F君と朝飯を取り、
ホントはこっから2時間かけて下山、というプランだったものの、
私の左ひざにあり得ないくらいの痛みが残っており、
日本人2人はタクシーで降りる予定、とのことだったので、
結局自分もタクシーに同乗して山を下りる事に。
またまた軽自動車に男6人無理矢理乗って下山。
ポカラのゲストハウスに到着し、2泊3日のトレッキング終了。

ウメスとの涙の別れを期待してたんだけど、
チップ渡したら握手だけして結構アッサリ帰った。笑
まあFaceBookで繋がったし、来年日本に来る予定らしいのでそのとき再会できたらいいな。

時刻は既に昼過ぎ。
別々のゲストハウスにチェックインしていたS君F君と再び合流して
歩き方に載っていた日本料理屋で昼飯。
「ナス味噌定食」を頼むも店のおっちゃん曰く「ナスがないので他の野菜でもいい?」とのこと。
いやそれナス味噌ちゃうし。笑
代わりに豚の生姜焼き定食を食う。



まあまあのお味。
日本のマンガがたくさん置いてあったのでボンボン坂高校演劇部を読む。
懐かしい。。

その後、ちょっとあたりをぶらついてから、
ポカラの湖にあるボートにのろうという事に。
個人的には盲目の人が経営するというマッサージ屋に行きたかったんだが、
貧乏旅をしているS君にはマッサージは無理そうだったので我慢。
俺優しい。

で、1時間ボートを借りて交代でこぎつつマッタリ・・・
のはずが、結構これしんどくて、暑い中、汗だくになりながらボートをこぎまくる。



既にトレッキングで足がボロボロなのに、腕までもがボロボロに・・・笑

ボート降りてビール飲みたい!ということで
繁華街にあったカフェ兼バーのような店へ。
キンキンに冷えた「ネパールアイス」で乾杯。

3本くらい飲んで結構酔っぱらっていると、
少年隊のヤックン似の21歳の店員が頻繁に声をかけてきて
仲良くなり、仕事が終わったらクラブに連れてってあげる、とのこと。
なぜそういう話になったかは全くわからない。

既にかなり酩酊状態であったが
一旦店を出てから韓国料理屋に入って晩飯を食い、
※この時点で私はトイレで一度リバース
22時頃に先ほどの店へ戻り、ヤックンと共にクラブへ。

ネパールのクラブってどんなんだろう?とかなり期待していたのだが、
店に入ってみると中央に小さめのステージがあり、
それを囲むようにソファが設置してあるだけ。
そのステージで女性が口パクで学芸会さながらの微妙なダンスを踊るだけ、という
信じられないほどのお粗末なクラブ。
そしてステージ上にはデカデカと「NO DANCE、NO PHOTO」と看板が。

ソファに座ると一応隣に女の子がつくのだけれど、
男4人いるのに2人しか座らず、
しかも特に会話をする訳でもなく一緒にただステージを見るだけ、
そして酒だけは要求してくるという意味不明なシステム。
酒なんかやるかと思いとりあえずレッドブル飲んどけ、と注文したら
ジョッキで2杯くらい飲んでた。
逆にそんなレッドブル飲んで大丈夫なの?笑

一応、連れて来てくれたヤックンが実はダンサーで、
突然ステージに登場するという小さなサプライズもあり、
なんだか逆に面白くなって来た自分は結構盛り上がったけれども、
S君はずっと「なんやこれ」ってボヤいてたな。

で、23時になると突然音楽が止まり照明も消え、閉店。
静寂の中、かなりのチャージがついたビール代を支払い終了。
いやー笑えた。

その日はグデングデンに酔っぱらい、
ゲストハウスに戻ってすぐシャワーを浴びて就寝。

つづく







ネパール旅行備忘録・ダンプス~サランゴット編

2014-03-17 | 日常
■3月10日(月):ダンプス

11時頃トレッキング開始。
急な石段を登る。ただひたすら登る。

私といえば今まで登った山は高尾山か奥多摩の山くらいで
その奥多摩の山ですら辛すぎて途中で断念したというクソっぷりなので、
スタミナもなにもないただの運動音痴の中年である。
ので当然といえば当然、登り始めて数分ですぐに息が上がる。

はぁッ・・・はぁッ・・・しんどッ・・・あっつッ・・・・

気温は既に25℃程度、ただひたすら続く石段を無心で登り続ける。
汗だくの顔に直射日光が容赦なく照りつける。
開始10分後、この頃には既に後悔していた。

なぜ山に登る気があったのなら少しでも日本で体力作りをしてこなかったのか。
いやそもそも私はなぜ山に登っているのか。
つらい・・・しんどい・・・帰りたい・・・


しかしそこはベテランガイドのウメス、
私の心情を鋭く察知したのか、

「スローリースローリー、オッケーィ」

と優しく声を掛けてくれ、休憩を頻繁に挟んでくれる。

しばらく登ったところで振り返ると、そこは既に絶景。
数分休憩を取ると風も気持ちよく、すぐに体力も回復して
体力ないながらもなんとかトレッキングを続ける。



そして14時頃、ようやく開けた場所に到着し、
この日の目的地であるダンプスという村に到着。





ロッジに入り、ミルクティーを飲みながら休憩。
この村、ほんと何にもなくて、ロッジも頻繁に停電するわホットシャワー使えないわで
景色だけすばらしいというなかなかの場所。

そんな中でもとりあえず散策しようということになり
周囲を3人でプラプラ。
すると突然暗雲立ちこめ、突然の豪雨、強風。
てかヒョウ降ってるし。。

近くのカフェ?というか窓もないボロい小屋に入り、
ウイスキーのお湯割りで体を温める。



ウメスの携帯に入っているかわいい彼女の画像で盛り上がり、
ゴーヴィンに自分のiPhoneに入っている曲を聴かせつつ待機してたら
だんだん雨も止んで来たので、走ってロッジへ。

既にあたりは暗くなっていたため、
晩飯にまたモモ(トマト&チーズ味)と「ネパールアイス」というアルコール強めのビールを飲んで、
シャワーも浴びず20時前に就寝。

■3月11日(火):ダンプス~サランゴット


朝6時に起床。
サンライズを見るためにまだ薄暗い中、ビューポイントへ出発。

到着する頃には既に太陽は出てしまっていたものの、
それはもうすばらしい景色でした。



アンナプルナなどの7000メートル級の山に登るためには
最低でも7~8日は必要とのこと。
あそこに登ったらどんな景色なんだろう・・・
次にネパールに来るときにはちゃんと体力作りして挑戦してみたい。

ロッジに戻り朝食をとり、
次なる目的地、サランゴットへ8時頃出発。
約5時間の道のりとのこと。

サランゴットまでの道のりは高低差が激しく、
特に急な石段を下りるときはかなり足に負担がかかる。
案の定、進むに連れて左ひざに痛みが走り始める。。

約2時間後、ついに限界が来てウメスに助けを求め、
彼の巻いていた膝のサポーターを拝借する。
ウメス優しい・・・。

道中、吊り橋があり、下にはきれいな川が流れていた。



裸足になり、疲れた足を冷たい水につけて冷やしていたが、
はしゃぎすぎた私は足の裏を石の角で切ってしまい結構な量の出血・・・。
30手前にもなってなにやってんだ俺。。

そんな私をも絆創膏を貼りつつ優しい目で見守ってくれるウメス。
日本人彼女の気持ちがわかった気がした。

そんなトラブルもありながら休憩を挟んで途中ランチもとりつつ、



歩きに歩いて14時頃、ようやく目的地のサランゴットへ到着。
つ、疲れた・・・。

サランゴットのロッジのテラスからはすばらしい眺望が望め、
3人で「ゴルカ」というウメスおすすめのビールを飲みながらマッタリ。



しかしこのサランゴット、ダンプス同様に特に何も娯楽がなく、
散策するほどの広さもないためずーっとテラスでマッタリ。
やる事なさすぎてしまいには部屋に戻ったら勝手にウメス寝てるし。笑

でも「なんかしなきゃ」と思ってしまうのは普段のクセで、
こんな景色の良い素晴らしいところに来てまでそんな事考えてしまうのか野暮なのかも、
何もないのであれば何もしなくていいのかも、と思って
ほんとにテラスで数時間、景色を眺めながらビール飲んでボケーッとしてた。
※実際は久々にWi-Fiに接続できたのでFaceBookとかTwitterとかパズドラやってた。笑

と、近くで日本人の声が。
久々の日本人!と思い、やっぱり暇を持て余していたので
「日本人ですか?」とその2人組に声をかける。

1人は24歳フリーター、大阪出身のS君。
バンドをやっていたがメンバー全員嫌いになったとかでバンドを辞め、
3ヶ月間もの間、タイやインド含め東南アジアを放浪しているらしい。
口癖は「死ね!」「キッショ!」笑。
もう1人は東京の大学生のF君で、この春卒業して実家の石川に帰るとのこと。
卒業旅行で1人ネパールに来ており、
この2人も偶然ポカラで会って意気投合して行動を共にしているらしい。

これから飯を食うというので同席させてもらい、3人でビールを飲む。
2人ともすごくいいヤツで、とても楽しかった。
隣のテーブルで暗い中で寂しそうに兄弟で飯食ってるウメスの目が気になったけど。
ウメス、ゴーヴィンごめん。

結構酔っぱらって部屋に戻ると
ウメスもゴーヴィンも寝ずに待っていてくれた。
こいつら優しい。めっちゃいいヤツ。

その日はそのまま就寝。


つづく


ネパール旅行備忘録・カトマンズ~ポカラ編

2014-03-17 | 日常
■3月9日(日):カトマンズ

ようやく目的地のカトマンズ・トリプヴァン国際空港へ到着。
入国の際にビザを購入する必要があるんだが、
英語がよくわからずアワワしてしまうも、隣にいた日本人女性が助けてくれた。
チャイニーズだらけの中、久々に聞く日本語にホッとしたのもあってか
そんなにかわいくなかったけど天使に見えた。笑

なんとか入国手続きを済ませ、空港の外へ。
すると4~5人のネパール人が駆け寄って来て
「タクシー?タクシー?」と詰め寄ってくる。
この瞬間感じたよ、「ああ、ここは東南アジアだ・・・」と。懐かしい。

どうしようか考えていると、突然後ろから女性の声で日本語で呼びかけられる。
さっきとは別のターバン巻いたチャラい感じの女性から、「○○さん?」と聞かれる。
どうやらゲストハウスの空港送迎で車に乗り合わせるために日本人を探しているらしい。

一緒になってその「○○さん」を探し、
そのゲストハウスが同じタメル地区だったため、同乗させてもらうことに。
ちっさくてボロい軽自動車に日本人4人+ネパール人2人合わせて6人乗車。
俺の膝の上にネパール人の太ったおっさんが座る。
きつい・・・でも楽しい。

ホテルへ到着する頃には同乗した日本人たちと仲良くなり、
この後一緒に飯でも食おうという話に。

1人は話しかけて来た女性のAさん、この人は元は日本で薬剤師をしていたが
心機一転仕事を辞めて今は台湾で場末のスナックで働いている、とのこと。
もう1人は33歳の男性Nさん、この人は現在介護の専門学校に通っていて、
長期休暇になると一人で山に登る事にしているらしい。半分プロみたいな登山家。

自分は違うゲストハウスを予約していたので一旦そちらに向かい、
バックパックをおろしてから再び合流。
ゲストハウス内のレストランにて
「モモ」というネパールを代表するエスニックな餃子を食いつつ
「エベレスト」「トゥボーグ」など大瓶サイズのビールを飲む。
かなり酔っぱらって来て、ゲストハウスのスタッフを巻き込み
そのまま屋上のテラスで飲み直す事に。
するとブリーダー兼DJの男・格闘家の女性というインド人カップルがおり、DJに曲をかけてもらいながら踊る。
ウィスキーのラズベリー割りを作ってもらい飲む。かなり酩酊。

「ああ、一人旅って楽しい・・・」




数時間前まで顔も知らなかった人たちと酒を酌み交わし、
人種も年齢も関係なく一緒に盛り上がり踊る。やばいめっちゃ楽しい。

しばらくしてAさんがホテルの25歳イケメンスタッフと部屋へ消えてしまい、
残された男たちで飲むも眠くなって来たため終了。

自分のゲストハウスに戻り、酔っぱらいながらも
寝ているゲストハウスのスタッフを起こして翌日からのツアーを予約。
一緒に飲んだAさんNさんによると、日数があまりない中で登山したいのであれば
絶対現地ツアーを予約した方が良いとのことだった。

無事予約も完了しその日は就寝。

■3月10日(月)カトマンズ~ポカラ

朝6時起床。
若干の二日酔いの中、タクシー呼んでもらい空港へ。
ちょっと高かったけど、バスだとポカラまで8時間かかってしまうため、
30分で行ける国内線の飛行機にてトレッキング出発地であるポカラへ。

飛行機を降りた瞬間、目の前に広がるヒマラヤ山脈のデカさに圧倒される。
すげー。。そして天気良すぎ。

空港からタクシーでゲストハウスへ。
しばらく待っていると、2泊3日のトレッキングツアーのガイドをしてくれる
ネパール人ガイドが到着、紹介してもらい握手を交わす。

彼の名はウメス、25歳。ガイド歴6年。



後でわかったのだが彼には超絶かわいい23歳の日本人女性の彼女がいた。
ファッキン!

そのウメスと一緒に車でトレッキング出発地点へ移動。
道中、突然車が止まり同乗してくるグラサンをかけたチャラい男。



彼の名はゴーヴィン、ウメスの弟の大学生。
今後ガイドになるため、今回は勉強のため連れてっていいかとのこと。

いや大丈夫だけど大丈夫かこいつ・・・足サンダルやし・・・

不安になりつつも出発地点へ到着。
この日はとりあえず頂上にあるダンプスという村へ行くため
トレッキング開始。

つづく








ネパール旅行備忘録・出発編

2014-03-16 | 日常
久々にブログ更新。
一人旅があまりにも楽しかったので、自分でもあとで見返して楽しむために
備忘録としてダラダラ記述してみます。

今までの海外旅行経験と言えば、
入社1年目に高校の友達と2人でトルコ、
2年目に会社の同期3人でインドネシア(バリ島)、
3年目に同じく同期3人でマレーシア、
4年目に同期3人でインド、
5年目は同期4人でモロッコへ。
バリ島以外は航空券と1泊目の宿だけとってあとは現地で、という
ミニバックパッカースタイル。

今年は30歳目前という事もあり、一度自分自身を見つめ直そうかしらという
OL的発想のもと、入社6年目にして初めて1人で海外旅行へ。
行き先はどこでも良かったんだけれども、
あんま治安悪いとこは無理だし、でも物価安いとこがいいし、
自然に溢れたところがいいなあ、と考え適当にネパールに決めた。
ちょっとエベレストでも登っちゃおうかしらーなんて。

とりあえず地球の歩き方あればなんとかなるという信念があって
現地で何するかも特に決めず、準備もほとんどせず。
航空券と1泊目のホテルだけ予約し、
前々日に空港までの高速バスを手配していざ出発。

■3月8日(土)~9日(日):東京~上海~昆明~カトマンズ

朝起床し、急いでバックパックに荷物を詰め込み
成田空港行き直通バスへ乗るため銀座へ。

ここで、最初にしてこの旅最大のトラブルが発生。。

乗車してしばらくして、
スマホいじりながらなんとなくExpediaにて時間を確認しようと
画面を改めて確認したところ、出発空港のところに【HND】の文字。
成田空港であればこの部分には【NRT】と記載されているはず。

シィット!!!空港間違えてる!!!!

もうね、あまりの衝撃に手がプルプル震えたよね・・・。

乗っているバスが成田に着くのは12時30分、高速バスなので降りる事は不可。
羽田のチェックインカウンターが閉まるのは搭乗40分前なので13時50分。
移動時間の猶予は1時間20分。
成田から羽田への移動時間を調べるとバスだと1時間半、12時40分発の便だと間に合わない、
電車でもうまく乗り継ぎできても到着は14時過ぎ。。
やべーよ間に合わない。。どうしよう。泣きそう。。

絶望の中、とりあえずバスの運転手さんに相談。
タクシーならなんとかなるかも、と。
そして乗る予定の羽田の中国東方航空事務所に電話をし事情を説明したところ、
10分間であればカウンター閉めるのを延長してくれる、とのこと。

ちょっと急いでくれたのか、バスは到着時刻の10分前に成田に付き、
急いでタクシー乗り場に直行してタクシー乗車。
おっちゃんに事情を説明したところ、今日は渋滞だから無理じゃねーかな、とのこと。
でもとりあえず急いでもらうようお願いし、ぶっ飛ばしてもらいながら
車の中で「間に合いますように・・・」と祈り続ける。。
これで間に合わずネパール行けなかったらホント泣ける・・・。

結果、渋滞も緩和され、無事なんとかカウンターの閉まる15分前に羽田国際空港へ到着。
タクシーのおっちゃんに感謝し、24000円の支払い。。
かなり痛い出費。。でも仕方ない。。

というトラブルもありつつ、なんとか無事羽田発の飛行機に乗り、上海を経由しさらに昆明へ。
昆明では鬼の14時間待ちであったが、この前駅で大規模なテロがあったばかりという事もあり
外に出る気もなかったので、空港内で小説読んだり寝たりでなんとか時間を潰す。。
しかもカードが使えず、ほぼ飲まず食わず。きつかった・・・。

にしてもやっぱり中国人って酷い。
イミグレーションで長蛇の列出来てたんだが、それもそのはず、
当たり前のように列に割り込むおっさんおばさんが大量にいるから。
通常であれば30分ほどで手続き終わるところが1時間半くらいかかった。
しかもあいつら声でかくてわめき散らすからホントうるせー。
おかげでテンションだだ下がり。。話し相手でもいれば別だけど誰もいないし。。

暗い気分の中、まっずい機内食を味わいつつ飛行機は昆明からネパール・カトマンズへ。



※機内食はまずかったものの青島ビールは計3本飲み干しました。

つづく