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タダパニの朝

2014-05-08 20:48:57 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 3月9日

 

 タダパニのゲストハウスで朝を迎えました。

 

 日本を出発して10日目、トレッキングに入って4日目の朝です。

 

 全旅程のほぼ半分が終わったことになります。

 

 

 東向きの斜面に位置する、ゲストハウスの真正面から朝日が昇ってきます。

 

 チュルル、キュルル、チュンチュンと、梢の先で小鳥が唄い始めました。

 

 

 逆光の中に、マチャプチャレが美しいフォルムを見せていました。

 

 

 左手のアンナプル・サウスに陽が届き始めます。

 

 

 山の朝は、手から離れた風船が空へ昇るような速さで時を刻み、山稜を舞台にした光のページェントが始まりました。

 

 僅か数分後、アンナプルナ・サウス手前の尾根にも光が届き始めました。

 

 光が山頂から山麓にも届き、山は柔和な表情に変わり始めました。

 

 

 マチャプチャレは黒いマントを脱いで、威厳を感じる風貌から、穏やかな表情に変わり始めました。

 

 

 

 東の低い空に、薄い雲が佇んでいます。

 

 

 太陽がベールをほのかに被り、光が大気に分散し、周囲の山々は安らかなな表情を見せていました。

 

 

 刻々と表情を変える山の景色を見逃すまいと、私は夢中でシャッターを押し続けました。

 

 

 目の前の針葉樹の頂きにも光が届く頃になると、アンナプルナ・サウスの岩壁に光が射し始めました。

 

 

 

 やがて朝霧が谷に流れ込み、マチャプチャレは淡いベールに包まれてゆきます。

 

 

 小鳥達の声に振り返えると、ゲストハウスの裏手で、赤いシャクナゲの花が朝陽に染まっていました。

 

 

 アンナプルナ・サウスが正面から光を浴びて、彫の深い素顔を際立たせてました。

 

 

ヒマラヤ一人歩きの危険性

 

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