良く手入れされた公園で、豊かな時を過ごす人々に出会った後、更に歩を東へ進めると、数分もしないで、こんな様子の飲食店が現れました。

炒面などという字が見えます。
30歳ぐらいのお母さんがてきぱきと、大きな鉄鍋に麺を入れて料理を作っている最中でした。

更に歩いて行くと、塀に○○中学と記載された建物の前に出ました。
中学校自体は東京下町のものと殆ど変わらない雰囲気ですが、入り口には守衛室が設置されていました。
街の到る所で「安全」に大きな労力を使っている様子を窺い知ることができます。

その中学校の通りの斜め向かい、通りに面した二階建ての細長い建物の一角にぽっかりと口をあけた入口から、真っ直ぐ奥へ向かって、狭い通路の両側に、長屋のような住宅が続いています。

入口から、狭い通路の中に少しだけ入って、外を振り返ると、こんなふうに見えます。

こんな街で育ったら、きっと近所の仲間とそれ以外の人達を無意識に峻別するような、あるいは、もしかすると、逆に人なつっこい気質になるのかもしれない、などなど、何の脈絡もない推論を、独り言のように脳裏に浮べながら、異邦人としての好奇心に満ちた散策を続けたのでした。
