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空沼岳 安息の地 万計沼

2016-08-19 12:03:17 | 花の山

 

 

 道の脇に見覚えのあるランが咲いていました。


 トンボソウのようです。


 しかし、私の記憶しているトンボソウと、花の形が微妙に違って見えます。


 花と葉の形、付き方などを写真に撮り、帰宅してから図鑑で調べると、タカネトンボということがわかりました。


 始めて出会えた花でした。

 

 

 

 植物は花がないと、葉だけではなかなか判別が難いものです。


 同じ山でも、登るタイミングを一週間違えれば、新しい花に巡り会える可能性があります。


 美しい景色を見ながら野山を歩くことだけでも楽しいのですが、花や木との出会いを楽しみながら山野を歩けば、楽しさは無限大に広がります。


 60を過ぎたら、楽しくなければ生きてはいけないし、楽しまなければ生きる屍と同じですよね。


 草木を見て、鳥の声を聞きながら野山を歩けば、誰もが心から楽しい時間を過ごすことができます。


 北海道まで行かなくても、身近な場所でも十分に楽しめます。


 さあ、お金があっても無くても、時間はたっぷりあるぞ。


 熟年よ曠野を目指そう!


 道は沢筋に入ってきました。

 



 目の前に滝が現れました。

 



 登山道は滝の右手の斜面を登ってゆきます。

 



 水が流れる岩場に、面白い形に葉を広げた草に花が咲いていました。


 クルマバソウです。

 



 右手の土壁から、赤い実を付けたオオナルコユリが登山道へ、枝を伸ばしていました。

 



 更にその先で、清楚で慎ましいイワアカバナが花を咲かせていました。

 

 


 
 しゃがみ込んで花の写真を撮った後、目を上げると、緑の森を映した沼が目に飛び込んできました。


 万計沼です。

 

 

 万計沼は30年前のあの日と同じように、静かな湖面に水を湛え、悠久を想わせる深みある色彩で、登り来た人々に、安息の時と場を提供してくれていました。

 



 9時頃から登り始めて2時間弱、足に疲労感を感じることもなく、無事万計沼に到着することができました。


 昨年の夏、私はスポーツジムのオーバーワークで肩に痛みを覚えてから、運動不足となり、一年振りの山登りに少々不安はあったのですが、そんな心配は全く必要ありませんでした。


 

 

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