エジンバラ(Edinburgh)を離れて、フォース湾に沿ってエジンバラの対岸をセント・アンドリューズ(St.Andrews)へ向います。
お天気も良くて、気持ちの良いドライブコースでした。

セント・アンドリューズと聞いて、殆どの方がゴルフ関連の話題を期待されたのではないでしょうか。
しかし、申し訳ありません。
私がセント・アンドリューズを訪ねたのは植物園が目的でした。

セント・アンドリューズ植物園も容易に見つけ出すことができました。
手頃な大きさの、好感の持てる植物園です。
入園料は大人 2ポンド、開園は4-9月が 10AMー7PM
年中無休です。

温室もテーマ毎に数棟を認めました。

しかし、エジンバラ同様、ここまで来て熱帯植物を見ても意味がありませんので、温室は覗く程度に済ませました。
温室の横に草本類を植裁したエリアがあります。

そこを過ぎて、林の中へ回ると、小川の横に散策路が続きます。

その先に池が設けられ、水性植物や水辺の植物が花を咲かせていました。

池の横にはロックガーデンがあり、そこに、お馴染みのプリムラ・ビアリーなどが花を咲かせています。

チングルマに似た花が咲いていたので撮してきましたが、横の名札は明らかに違う植物のものでした。
何の花か、今では確認する術もありませんが、なかなかに風格と気品のある花です。

そして、ポンティック石楠花(Rhododendron ponticum)

などなど、花を眺めていると疲れも取れます。
ポンティック石楠花は最後の氷河期以後はイギリスで生育していなかったそうですが、人間が持ち込んで、今ではスノードニアと西部イギリス諸島に広く分布しているそうです。
もしかして、ベスゲレート村で見た川辺の石楠花はこの花だったのかもしれません。
植物園は本当に多くのことを教えてくれます。
セント・アンドリューズは素敵な街でした。
飾り気のない、ありふれた佇いの街です。
ゴミ一つ落ちていない、当たり前のことが、普通に行われている、そんな印象の街でした。
「当たり前のことが、さりげなく当たり前に行われている」という贅沢は、水や空気や平和と同様に、失われて始めて気付く類のものなのかもしれません。
セント・アンドリューズで発祥したゴルフは、本当は、誰も見ていない荒野で、審判員も伴わずに、木の槌で、小さな球を打って、遥か先の小さな穴に入れる、という単純な、孤独で気品あるゲームだったようです。
街を去る時に、そんな印象が表現できる、セント・アンドリューズのビューポイントを探してみました。

海に面した街の周囲には豊かな穀倉地が広がっていました。

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