丘陵地帯に広がるゴールデンゲートパークを横切り、北に向けて車を走らせると、サンフランシスコ湾を北東に望む、眺めの良い場所に出ました。
湾には、連邦政府の刑務所だった、かって「悪魔島」と呼ばれていたアルカトラズ島が浮かんでいます。
あそこには、あのアル・カポネが4年半に亘って収監された独房も残っていて、そこへのツアーは観光客にとても人気があるのだそうです。

この辺りはゴールデンゲート国立レクレーション地区に指定されているようです。
周辺の地理を説明する地図が掲示されていました。

ここで暫く景色を楽しんでから、坂道を下って行くと、サンフランシスコ市街を間近に望む海岸に出ました。
海岸には緑の草地が広がっていました。
多くの市民が、暖かな春の陽射と心地良い潮風の中で寛いでいました。

背後では、ゴールデンゲートブリッジが海と空の間に海峡を跨いでいます。

海に突き出た堤防で、毛糸の帽子を被った小父さん達が、海に向かってのんびりと釣り糸を垂らしていました。
何かが釣れている様子はありません。
察するに皆さん、一様に、春の陽射しの中で、温まっていく潮の気配を確かめていただけかもしれません。

さて、ゴールデンゲートブリッジ以外にも外せないものがあります。
サンフランシスコと言えばケーブルカーです。
市街地の方角へ車を走らせました。
不思議なことにナビに頼ると道を間違えることがありますが、適当に当たりを付けて車を走らせると、外れることは一度もありません。
今回も迷うことなく、すぐにケーブルカーの線路に出会えました。
そして、眼下にアルカトラズ島を見下ろす線路脇に車を停めて待つこと7、8分。

カラオケボックスの画面で何度かお目にかかったことのある、あの小さなケーブルカーが 「アイ レフト マイ ハ~ ♪ 」の鼻歌交じりに、満員の観光客を乗せてゆっくりと坂道を登って来ました。


これで、サンフランシスコに来て、外せないモノは全てクリアしました。
この時、時計を確認すると15時半。
当初の予定では、この後ヨセミテを経由してロサンゼルスへ向かうつもりでしたが、今夜はまだ宿泊先を確保していません。
正直、予約なしでモーテルに宿泊できるのか、手続きは問題なくできるのか、といった不安が募ります。
今日は無理をしないで、このままUSハイウエー101を真っ直ぐ南へ向って走ることにしました。
サンフランシスコ市街の散策も興味を魅かれるのですが、今回は歌の台詞のように
I left my heart in San Francisco ~ です。
※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。
アメリカ大陸横断 花の旅 index 1 . アメリカ大陸横断 花の旅 index 2
その他の「花の旅」はこちら → 旅の目次
