「辻」のヒガンバナ群生地でお会いしたご夫婦に、近くの吉舎町雲通(きさちょううづい)に品の滝があって、そこにもヒガンバナが咲いていると教えて頂いたので、行ってみることにしました。
道路脇にヒガンバナが姿をみせています。
この場所も花の最盛期には少し早い気がしますが、自然の郷の好まし気な風情を漂わせています。

品の滝の入口の駐車場に車を置き、民家の横の小道から滝を目指しました。

カヤの繁る小川に沿って、滝への道が森の中へと続いています。
目の前に見えてきた植生から考えて、この先にヒガンバナが咲いているとはとても思えませんが、好奇心が優り、歩を先に進めました。
谷の姿から推測して、それほど奥が深いとも思えません。

杉木立の中に、人が踏み固めたような道が続いていました。

流を左手に見ながら数百メートルも歩くと、木立の中に「品の一の滝」が姿を現しました。
高さは10メートル程でしょうか。清流とは言えませんが風情を感じます。

滝は全部で三つありそうなので、更に先を目指すことにしました。
細流の横に石段が設けられていて、それなりに整備されていますが、あまり人が歩いた様子は見られませんでした。

蛇が道の真ん中で日向ぼっこをしていたようです、私の足音に驚き慌てて茂みの中へ逃げ込んで行きました。
私も全く予期していなかったので、おっとびっくり。
しかし、これが刺激となって探検気分が盛り上がってきました。
蜘蛛の巣を払うように先へ進むと「品の二の滝」に出ました。

一の滝ほどの落差はありませんが、水流に勢いがあります。
此処まで来たら前進あるのみ。
先は予測できませんが、引き返すと悔いを残しそうです。
マーしかし、この心理パターンはアクシデントへ嵌る典型なので、褒められた行動ではありません。
道が少し不明瞭になってきて、岩場にロープが張ってありました。
ちょっとした沢登り気分です。

若い頃に山岳会に所属し、ロッククライミングや沢登りを楽しんだ経験がありますので、懐かしさを伴う気持ちが湧いてきて、足取りが軽くなります。

流れの中に石を伝うと、日本庭園のような光景が現れました。

そして、「品の三の滝」が姿を見せました。

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