ヒガンバナの名所として名高い、広島県の「辻」へ向かう途中で、東三瓶フラワーバレーへ立ち寄ることにしました。
神戸川の人造湖である志津見湖の広大な敷地に、春はポピー、秋はコスモスが咲くそうです。
コスモスのシーズンには少し早いと思ったのですが、山の中なので気温が低く、コスモスは早目に咲くかもしれません。
神戸川に沿って、国道184号線を遡ります。
爽やかな光景が車窓に流れます。

川に釣り人を見つけました。
落ち鮎でしょうか。
そういえば今年は鮎を口にしていないな~。
見るからに美しい表情をした川です。
所々に白波が立ち、川底に岩が転がり、鮎の餌となる新鮮な水苔が豊かに育っているように見えます。

交通量も少なく、気持ちの良い国道を鼻歌交じりにドライブすると、志津見ダムに出ました。

ダムは平成21年3月に完成したようですが、貯水湖に水が満ちたときはダムの堤頂から水を排出させ、サイフォン方式で湖の水量を調節する新しい技術が用いられているそうです。
そんな解説板を丁寧に読んでいる途中、まるで遠足に来た小学生みたいな生真面目さに、自分で可笑しくなって、思わず左右を振り返りましたが、ひとっこひとり、周囲に人の姿は見当たりませんでした。

志津見ダムでは平成23年3月30日に満水となり、我が国初の「全頂長自由越流」が行われたそうです。
これだけの規模で水が落下する、滝のような光景を、他で見ることはできないと思います。
高さ85メートル、幅260メートルのダムの壁を、実際に水が流れ落ちる様を見てみたいものです。
今日の志津見湖は、緑色の水を静かに湛えていました。

見渡せば、周囲の尾根を湖面に映し、湖が山の狭間に続いていました。

ダムから10分も走らぬうちに東三瓶フラワーバレーに到着しました。
志津見大橋上流の湖畔一面にコスモスが咲いていました。
6分咲きでしたが、いかにも満開に見えるアングルを探してパチリ。
見ごろは10月に入ってからのようです。

志津見大橋のたもとに「うぐいす茶屋」の看板を見つけたので、寄ってみました。
鮎を期待していたのですが、残念!
鮎ではなくて、ヤマメが白い色に塩焼きにされていました。
ヤマメはあまりにも塩々していました。
塩分の摂りすぎは体に良くないので、三瓶高原牛乳を注文します。

緑に包まれた茶屋で、素朴で新鮮なミルクの味を楽しむことができました。

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