
広州に来て一番最初に目にした花はバウヒニアでした。
リムジンバスの窓から見えた雨の中に咲く赤い花が、この植物園で花弁を散らしていました。

漢字で「紅花羊蹄甲」と表示されていました。
紅色の花を咲かせ、葉は心臓形で、先端が蹄のように分かれているので、このような名前なのだと推測します。
11月初旬から翌年の3月末までが花のシーズンだと、掲示板に記載されていますので花の最盛期はとっくに過ぎているのですが、緑の芝に散ったピンクの花弁が印象的でした。
あんなに大きな温室でも、少し離れると雨の中に佇む様は、独特の趣があります。

名も知らぬ木々の群れにも自然林のような雰囲気が漂います。

暫く歩くと、漢字で「桃金娘」と表示された花が咲いていました。
学名はRhodomyttus tomentosa で中国南部、台湾、フィリピンなどの川岸や霧の多い、湿った森林などに生育するのだそうです。

上の写真はフイルムで写したものをスキャンした画像ですが、花の色が可憐で、蕾の表情に好ましいものがあります。

大きな池が水生植物園と表示されていました。
ハスのコレクションなどもありましたが、花の姿をみることはできませんでした。

上の写真はその池を違う角度から見たものですが、この植物園の広さをご理解頂けますでしょうか。
この日は一日、雨が降ったり止んだりするような天気でしたが、それだからこそかえって、緑豊かな植物園の、静寂を伴った、印象的な光景を満喫することができたのだと思います。
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