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命懸のドライブ(大袈裟です)

2012-07-25 16:48:45 | イギリス一周 花の旅

 雨の中、ハーロウ・カーの庭を一時間程歩き回って、靴もズボンもグチョグチョになってエントランスに帰って来ると、受付にいた男性が非常に丁重な口ぶりで「サンキュー ベリー マッチ」と挨拶をくれました。

 「いいえ、どういたしまして」 

  

 雨は相変わらず降り続いています。

   

 昨日考えた大筋のプランでは、次の目的地はケンブリッジ大学植物園ですが、既に15時を過ぎていますので、移動している間に閉園となってしまいます。

   

 そこで、予定とは逆方向ですが、ここから北に向かい、ヨークシャー・ディルズ国立公園を走るセトル・カーライル鉄道沿線の町を訪問してみることにしました。 

    

 ガイドブックには「ヨークシャー・ディルズは非常に交通の便が悪いのでレンタカーの移動が理想的」と書かれています。 正にぴったしカンカンです。

   

 雨の荒野を、まずはセトル(Settle)を目指しました。

 

   

 牧草地と雨雲しかみえません。

 雨の中を淡々と走り続けました。

 約2時間後にセトル・カーライル鉄道のセトル駅へ到着しました。

    

   

 小さな駅で駐車場スペースも4~5台分しかありません。

 しかし、駅舎の横に回り込んでみると赤く可愛い信号小屋がありました。

   

   

 そして、プラットホームには素敵な、可愛い跨線橋が掛かっていました。

   

   

 こじんまりした町に石造りの店がちらほらと。

   

    

 フムフム。

 磐越西線や五能線のような鄙びた味わいが楽しめそうです。

 この先はどうなっているのでしょうか。

 興味が膨らみ、更に北へと走ります。

    

 

    

 雨が強く降り続いていますが、何時ものように「こんな経験はめったにできるもんじゃない」と、全く意にも介せず、「理由のわからないことで~♪、悩んでいるうち~♪、老いぼれてしまうから~ ♪」などと、暢気に「襟裳岬」を口ずさみながら、ドライブを続けていますと、

     

 あれれ・・・

   

 道に水が溜まって、赤い車が反対車線の路肩に停っています。

 いや、待避していました。

   

   

 オーッ!  これって、もしかして、尋常じゃない事態なの?

   

 

 

 道路には川のように水が流れ始めました。

 ちょっと、これってやばいかもしれない!

 そう言えば、昨晩のテレビで、大雨に注意て言ってたよね。

   

 どうも、鼻歌歌ってる場合じゃなさそうです。

 戻ろ、戻ろ。

 ここで慌ててUターンしました。

    

   

 そうする間にも雨はますます強くなってきました。

 右手に見える水面は、さっきまでは牧草地だった所です。

 牛が水の中に取り残されている光景も目にしました。

   

   

 あちこちの牧草地で冠水が始まっていました。

    

   

 道路も冠水して、さっきは何事もなく通過して来た場所で、片側通行を余儀なくされていました。

   

    

    

 結論から申しますと、

     

 今こうして、無事に日本で、何事もなくブログを書いている私がおりますので、まぁ、良かった、良かったという結果ではありました。

     

 しかしこの日はこの後、写真を撮る余裕もなかったことは事実です。

    

    

 ホット一息付ける場所まで戻ってから、ナビに「ケンブリッジ」と入力して高速道路に入りましたが、走る途中で気力をなくし、デナビー(Denaby)という田舎町で適当に寝所を見つけて、夜を過ごすことに致しました。

    

 

6月22日の位置

   

  

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