さて、さて、パンツを洗濯した後は、当然ビールです。
ホテルの近所のゲイラン繁華街には中華系の、庶民的な飲食店が沢山軒を並べていました。
しかし、唯一難点があり、私一人でテーブルを占領できそうな店がなかなか見つからないのです。
凡そ100メートル四方位の場所をプラプラと観察しながら歩き廻りました。
さっきとは別の果物屋さんにも南国の果物が山のように並んでいます。そしてちょっと横道に入ると。

おーぉ!
どうやらこの辺り、かなり奔放な雰囲気の方達が多い地域のようです、あまり遅くまでふらふらしないほうがよさそうです。
(注:帰国後に分かったことですが、この辺りは政府公認の赤線地帯だそうです。この付近に泊まると、あらぬ疑惑を持たれるリスクが伴いそうです)

もう一度、バスが走る表通りへ戻り、やっと「15港潮洲」という店のテーブルに席を見つけることができました。
この時既に20時を過ぎていたと思いますが、店の小父さんと目が会ったので、空いてる席を指して、次ぎに自分の鼻に指を当てて「OK?」と聞くと、小父さん満面の笑みで「Yes、Yes」。
海外でも意思の疎通に英語の単語力は殆ど必要ありません。
「どうやって注文するの?」(How to order?)と聞くと、料理が並んだショーケースの前へ連れていかれました、どうやら自分で選ベば、取り分けてくれるようです。
で、テーブルに戻って待っていると、お兄さんが料理を運んで来てくれて、その場で引き換えにお金を払う、といったシステムでした。


真っ先に目に付いた蟹とモツ煮を注文して、そしてビール。
蟹は赤く、辛い味付けです。モツ煮は見かけこそ悪いのですが、生姜が効いています。それに加えて何の味でしょうか?食べながら、ずーと考えて、想い出そうとしたのですが、結局最後まで想い出せずに、でも、シンプルだけど旨味の効いた逸品です。
豚の肋骨だと思うのですが、骨の髄まで掻き出して、しゃぶり尽くしました。
いずれにしても、この日の熱帯夜のシンガポールビール。五臓六腑に染み渡りました。
いや~ 本当に美味かったです。最高でした。


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