
タウルンには13時15分頃に到着しました。
モディ・コーラの本谷を眺めるテラスは最高のロケーションでした。

モディ・コーラの谷を見下ろすように、シャクナゲが赤い花を咲かせていました。
2200メートル前後の標高が、シャクナゲ開花に適した現在の温度条件なのでしょうか。

V字状の谷が上流へ切れ込み、谷の奥は厚い雲に覆われていました。

タウルンから15分程歩くと、当初の目的地であるチョムロンに到着しました。
しかし、時刻はまだ13時半を僅かに過ぎたばかりです。

谷の上流に目をやると、斜面の中腹のシヌワにGH(ゲストハウス)らしき建物が見えていました。
「明日の朝、今雲の中に隠れるマチャプチャレを、あそこから見れば、かなり迫力があるに違いない」
私はそう判断すると、迷うことなくシヌワに向かって歩き始めました。

タウルンとシヌワとの間に流れるチョムロン・コーラ(チョムロン川)へ下ると、村の小母さんが竹籠に薪を背負って坂を登ってきました。
ネパールに来て、このような竹籠を初めて目にしました。
アンナプルナ周辺の狭いエリアであっても、谷ごと尾根ごとに、住民の風習や行動に差が見られます。

チョムロン・コーラはモディ・コーラの支流で、アンナプルナ・サウスの横に位置する岩稜ヒウンチュリ6441mから流れ出ます。
それにしてもチョムロン・コーラは、冒険心をくすぐる、小股の切れ上がった美しい谷です。

チョムロン・コーラに長い吊り橋が架かっていました。

吊り橋の中央からチョムロン・コーラを見下ろすと、谷の底にエメラルドグリーンの水が飛沫をあげています。
沢の上流になればなるほど水温が下がり、水が澄んでくるのでしょう。

坂を登り進み、途中から振り返ると、通り過ぎたチョムロン村が尾根の中に霞んでいました。

そして、シヌワを前にする場所で雨が降り始めました。

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