
そうこうするうちに、沙面を囲む珠江の堀に到着。

南京条約が1842年ですから、ここが租界になってからは150年以上の歳月が過ぎています。
堀に沿って並ぶ木々にも風格があり、十分に歴史を感じさてくれます。


沙面の中央を横に走る道路は公園になっていて、そこには心和ませる表情のブロンズ像が展示してありました。

きっと広州の人々にとっても雰囲気溢れる場所と認識されているのでしょう、新婚さんがカメラマンに記念写真をとってもらっていました。

そして何と、沙面小学校にあのシクンシ(使君子;四君子)が棚仕立てになって花を咲かせているではありませんか。
シクンシとは旧世界の熱帯・亜熱帯に 分布する、つる性植物で夜になると花は独特の甘い香りを放つのです。

勿論、私はシクンシを大阪の「咲くやこのはな館」などの温室でしか見たことはありません。
驚くほうがおかしいのでしょうが、私は改めて広州が熱帯・亜熱帯に位置するのだ、ということを認識させられたのです。

沙面の中は椰子の街路樹に洋館が並び、異国情緒たっぷりです。

その沙面の一角にホワイトスワンという素敵な雰囲気のホテルを見つけましたので、コーヒーでも飲もうかと、中に入ってみました。
ホテルの庭には大きなプールがあり、

ラウンジからは珠江を行き交う船の姿を望むことができます。
対岸の街にはもう灯りが燈り始めています。

そういえば、今朝6時前に自宅を出て成田へ、そこから広州に飛んで、午後は目一杯に歩きまわって、時間は既に7時を廻っています。
旅は始まったばかりですし、今日はそろそろホテルに帰って英気を養ったほうが良さそうです。
好奇心の虫を何とかなだめながら、ここで旅の一日目を終えることと致しました。
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