海岸に面したコーンウォリス要塞から歩き出し、あみだくじを辿るように、街を東西に幾度も横切りながら、南下しました。
ジョージタウンの文化遺産としての輪郭は十分理解した気が致します。
更に、いつものように方角だけを見当に、適当に家々の隙間の小さな路地に紛れ込んでみました。
観光客が行きかう通りのすぐ裏で、幼い子供達が無邪気に遊んでいました。家屋内はどうやら一間で、簡単に塗装しただけのコンクリートの床がむき出し状態で、クーラーもなさそうです。
しかし子供達は健康そのもの、その表情には如何ほどの憂いも見当たりません。何処の国でも子供達は皆天使です。

その辺りからはアチェ通りモスクの姿を見ることができます。

このモスクは1808年にスマトラのアチェから移り住んだ裕福なアラブ商人がインディアン囚人を使用して建設したのだそうです。
周辺には当時の面影を残す民家が残っているとのことですが、私には見分けることは出来ませんでした。
さて、そろそろホテルへ戻ることに致します。
ホテルのある場所はコムタと呼ばれていますが、そこには65階建ての円形ビルが聳え、市内からは何処からでもこのビルを望むことができますので、丁度良い目印になっています。

コムタ周辺にはショッピングセンターなども並んでいますので、買い物をする時も非常に便利な場所です。
私はコムタに戻ると、数件のティーショップを覗いた後で、結局マクドナルドへ入り、カウンターでオレンジジュースを注文しました。

カウンターでは、日本のマックと同じような年頃の少女達が客のオーダーを受けていました。
彼女達は頭に頭巾を被ったアラビア系の服装で働いています。多分、この店はアラビア系の方が経営されているのでしょう。
そして、私が受け取ったオレンジジュースがこれです。

ご覧頂けますでしょうか。
出てきた紙コップはビールのジョッキほどもあります。
天然果汁100%のオレンジジュースがこれまた格別に旨い! 全く味覚に期待していなかったのですが、この予期せぬ僥倖は、炎天下を歩き続けてきた私を至福の世界へと導いてくれたのでした。
こんなことで、とても幸せな気分に浸れるなんて、私はとても恵まれた性格なのかもしれません。
誰ですか、唯我独尊、自我自賛などと囁いたのは。
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