グランドキャニオンに到着して、最初にビジターセンターに立ち寄りました。
数多くの写真で谷の構造や、グランドキャニオンの成り立ちなどが解説されていました。
グランドキャニオンは今から約500万年前に、大地の隆起により基礎となる地形が形成され、雨によるコロラド川の浸食が進んだ結果、現在のグランドキャニオンができあがったそうです。
500万年前といっても具体的なイメージが湧きませんが、この頃に人類とチンパンジーが分化し、猿人が出現して、二足歩行を始めたとされています。
アメリカが独立したのが1776年ですから、その年から今日までの経過年数は235年です。
嗚呼、そうでした、全く意味のない比較をしてしまったようです。

真下の谷を覗くと木々の間に白いものが見えていました。
どうやら雪のようです。

グランドキャニオンはアリゾナ州の北西部に位置しますが、コロラド川が削ってできた谷の北側の壁(ノースリム)と南側の壁(サウスリム)にビューポイントが幾つか設けられていますが、特にサウスリムのこの場所、マーサポイントでは朝日の登る直前から直後にかけて、太陽が渓谷を染め上げる色の変化が感動的なのだそうです。
今も目の前の谷は十分にスケールが大きくて、今までに見たこともないような光景ではありますが、太陽の光がほぼ真上から谷を照らしますので、写真的には陰影のない平坦な画像となり、フォトグラファーとしてはちょっと残念です。

グランドキャニオンは谷の深さの平均が1600メートルだそうですから、関東平野の西に位置する丹沢山系の規模に谷が削られていることになります。
下の写真では崖上に、針の先ほどの大きさで谷を眺める観光客が写っていますので、谷のスケールがご理解頂けるかと思います。

ところで、マーサポイントのマーサとは、初代アメリカ国立公園局長の名前だそうですが、その方のレリーフが設置されていました。

それにしてもグランドキャニオンでも中国人観光客が多かったですね。
しかし、彼らは周囲への配慮が全く無く、土産物を棚から落としても自分で戻さないので、後ろの人がそれを踏んでしまう始末で、オヤオヤでした。
最も日本人だって、バブルの頃は、パリへ行った農協さんがエッフェル塔を見ながらズボンを下ろして、シャツの裾を直したエピソードありましたので、他人のことは言えないかもしれませんが。

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