セバーン橋を渡りながら、左右のブリストル海峡を眺めますが、どんより曇った空の下で、相当の幅がある海峡です。

この海峡と山岳地帯がイングランドとウエールズを隔ててきたのです。
私は今回の旅に出るまで、イギリスをまったく誤解していました。
日経BP企画が発行している「ウエールズ」(旅名人ブックス)の最初に「イギリスは多民族の連合王国であり、中でもウエールズ人は、英語とはまったく異なる言語と文化を持つ民俗です」と記されますが、今回の旅でその事実を垣間見ることができました。
セバーン橋を渡ってウエールズに入っても、周囲の景色が特段に変わることはありませんが、唯一道路標識に英語とウエールズ語が併記されるようになりました。
例えばウエールズの首都であるカーディフは、道路標識に英語で Cardiff と記され、ウエールズ語で Caerdydd と併記されるといった具合です。

ウエールズに入って40分程で、車はカーディフ市街に入りました。
カーディフは人口約43万人の町で、香川県の高松市とほぼ同程度です。
ウエールズ全体は300万人弱で、面積は四国とほぼ同じぐらいの大きさです。

紀元前5世紀ごろからグレート・ブリテン島に住んでいたケルト人はアングロサクソンやノルマンの侵略を受けますが、ウエールズではそれを免れてケルト人が生き残り、独自の文化を育んできたそうです。
上に紹介した「ウエールズ」(旅名人ブックス)には、日本語が堪能で、アウトドアに造詣が深い、作家のC・W・ニコルさんがウエールズの出身と記されていました。
それやこれやの情報とイメージから、ウエールズに興味を持った私は、今回の旅では必ず、ウエールズに足を運ぼうと考えていました。
交通事情の良くないウエールズも、レンタカーであれば、効率良く見て廻れるはすです。
はてさて、どんな旅になるのでしょうか。
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