幹線道A20から、番号三桁のA259に入り、のどかな道を西へ走りました。
車窓の両側に羊の牧場が広がり、風車が風を受けていました。

そんなホワイトクリフ上の牧草地を走っていると、ドーヴァーから50km程の場所で道は標高を落とし始め、木々が茂り、小川流れる街へと入って行きます。
イギリスで最も美しい町の一つと言われるライ(Rye)に到着しました。
ガイドブックには、「街の中央のハイ・ストリートからライオン・ストリートへ入ると正面に聖メアリー教会が見えてくる」と記載されます。

路上に駐車スペースを得ることができました。
パーキングチケットを購入してフロントガラスに貼り、散策を始めました。
ガイドブックには、「教会の裏側のチャーチ・スクエアやマーメイド・ストリートのしっくい壁の木造家屋は、落ち着いたテューダー朝様式と、イタリア建築の流れを汲む優美なジョージ王朝様式が程よく混じり、見事な調和を見せる」と記されます。

ガイドブックを片手に、小さな町を気ままに歩き廻ります。
聖メアリー教会の一番古い部分は1150年頃のものだそうです。
大きく枝を広げた、名も知らぬ樹の下に、苔むす墓石が並んでいました。

お年を召した観光客がのんびりと街の風情を楽しんでおられます。
あぁ・・そうだった! 私も同類なのをすっかり忘れていました。
教会の周囲に、可愛いホテルやアンティク店などが軒を並べていました。


家々の庭は花に溢れ
街角の壁や僅かなスペースに、バラやウツギの花が咲いています。

町の表通りには、お洒落なパブやチョコレート屋さんが並んでいました。


昔は大陸からの侵略に怯えた時期もあったようですが、今は長閑で、こじんまりと可愛い雰囲気の街が、訪れる人の心を和ませてくれます。
私もすっかり寛いだ気分になって、イギリスの田舎町を満喫しました。
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